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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[137]

投稿日:2020年12月25日

東北一周編 23(2017年7月22日)

「セルフのオカモト」の広告塔

国民宿舎「からくわ荘」の朝湯に入る

国民宿舎「からくわ荘」の朝湯に入る

国民宿舎「からくわ荘」の朝食

国民宿舎「からくわ荘」の朝食

国民宿舎「からくわ荘」を出発

国民宿舎「からくわ荘」を出発

 2017年7月22日。唐桑半島南端の御崎の国民宿舎「からくわ荘」の朝湯に入り、朝食を食べ、7時に出発。御崎の御崎神社に参拝していく。

 御崎から唐桑半島を北上し、名所の巨釜・半造に寄っていく。

 巨釜のシンボル、高さ16メートル、幅3メートルのオベリスク状の白っぽい大理石の石柱は、明治三陸大津波(1896年)で先端から2メートルほどが折れた。それ以来、「折石」と呼ばれている。今回の平成三陸大津波を上回る2万人以上も死者を出した明治三陸大津波のものすごさを今に伝える折石だ。半造には潮吹き岩がある。

 唐桑半島をあとにすると、岩手県に入り、気仙川を渡って陸前高田へ。大津波に襲われて残骸になった道の駅「高田松原」が残されている。その前のガソリンスタンド、「セルフのオカモト」の広告塔が、陸前高田を襲った大津波のすさまじさを見せつけている。青い矢印は大津波の高さ15・1メートルを示している。国道45号沿いに立つ広告塔のてっぺんの高さ。それは見上げるような高さだ。

 陸前高田には復興からはまだほど遠い光景が広がっていた。

御崎の御崎神社を参拝巨釜・半造の案内板巨釜の折石

御崎の御崎神社を参拝 巨釜・半造の案内板 巨釜の折石

半造の海岸美半造に咲いていたヤマユリ陸前高田に残る道の駅「高田松原」

半造の海岸美 半造に咲いていたヤマユリ 陸前高田に残る道の駅「高田松原」

ガソリンスタンド「オカモト」の広告塔の津波水位陸前高田の被災地陸前高田の国道45号を行く。正面には箱根山

ガソリンスタンド「オカモト」の広告塔の津波水位 陸前高田の被災地 陸前高田の国道45号を行く。正面には箱根山

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