カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[176]

投稿日:2021年4月27日

東北一周編 62(2017年7月25日)

男鹿半島最後の岬

男鹿半島一周道路の県道55号を行く

男鹿半島一周道路の県道55号を行く

 男鹿半島一周の岬めぐりもいよいよ最後の行程。

 第89番目の鵜ノ崎に到着。ここではちょっと不思議な海の風景が見られる。沖合まで遠浅なので、潮が引いたときには海底が姿を現すのだ。鬼の洗濯板と呼ばれているが、残念ながらこのときは満潮で海の中だった。

 またここでは、引潮のときには「小豆岩」と呼ばれる球体の岩が見られる。かわいらしい形をしているので「おぼこ岩」ともいわれている。おぼこは「小さい子」の意味。

「ニュージーランド南島ツーリング」(2011年)で見た丸岩の「モエラキ・ボルダーズ」を思い出すが、鵜ノ崎の「小豆岩」とニュージーランド南島の「モエラキ・ボルダーズ」は同じようなものだ。

第89番目の鵜ノ崎を見る鵜ノ崎に到着鵜ノ崎海岸

第89番目の鵜ノ崎を見る 鵜ノ崎に到着 鵜ノ崎海岸

鵜ノ崎海岸に立つ「日本の渚100選」の碑鵜ノ崎の海。正面に鳥海山が見えているニュージーランドのモエラキ・ボルダーズ

鵜ノ崎海岸に立つ「日本の渚100選」の碑 鵜ノ崎の海。正面に鳥海山が見えている ニュージーランドのモエラキ・ボルダーズ

 男鹿半島の中心、男鹿の町に入り、JR男鹿線の終点の男鹿駅前でジクサー150を止めた。

 男鹿からは国道101号で秋田に向かう。

 第90番目の生鼻崎が男鹿半島最後の岬。岬上の脇本城址を見てまわり。岬の突端まで行き、岬の東側の脇本漁港でジクサー150を止めた。この生鼻崎を過ぎると、日本海の海岸線にはもうほとんど岬はない。

JR男鹿線の終点の男鹿駅第90番目の生鼻崎を貫く国道101号のトンネル生鼻崎の脇本城跡の入口

JR男鹿線の終点の男鹿駅 第90番目の生鼻崎を貫く国道101号のトンネル 生鼻崎の脇本城跡の入口

生鼻崎の脇本城跡生鼻崎の突端生鼻崎の脇本漁港

生鼻崎の脇本城跡 生鼻崎の突端 生鼻崎の脇本漁港

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