ジクサー150分割日本一周[188]
投稿日:2021年5月10日
北海道遺産めぐりの「北海道一周」
函館駅から「函館探訪」を開始。ジクサー150を駐車場に止めると、まずは「函館朝市」を見てまわる。そのあと「どんぶり屋」で朝食。「サーモン丼」を食べた。サーモンが丼飯を埋め尽くしている。「サーモン丼」のうまさもさることながら、「これはサービスよ」といって出した「ジャガイモとホタテのバター揚げ」はメチャウマ。ジャガイモとホタテとバターという北海道の味がミックスされたうまさだった。
「北海道一周」の第1食目となる函館では、どうしても「サケ」を食べたかった。サケは「北海道遺産」になっている。
タラバガニや毛ガニ、イクラ、タコ、たらこ、松前漬、塩辛、ぼたん焼…を売っている | こちらはエビ、カキ、ホッキ、アワビ、ウニ、ホタテ…と多種多様 | 函館朝市の「どんぶり屋」で朝食 |
「どんぶり屋」の各種丼メニュー | 「どんぶり屋」の「サーモン丼」 | 「サービスよ」といって出してくれた「ジャガイモとホタテのバター揚げ」 |
2009年の「60代編日本一周」の第2部では、カソリングでも連載したように「北海道遺産めぐり」をした。その時点での北海道遺産は全部で52件だった。その後、2018年に新たに15件が選定され、今では67件になっている。その新たに選定された15件を今回の「北海道一周」で見てまわりたいのだ。
ということで、2001年、2004年、そして2018年と、3度にわたって選定された「北海道遺産」の一覧を見ていただこう。
第1回選定分(2001年10月22日公表)26件
稚内港北防波堤ドーム – 稚内市
留萌のニシン街道
(佐賀番屋、旧花田家番屋、岡田屋と生活文化)- 留萌地域
増毛の歴史的建造群
(駅前の歴史的建造群と増毛小学校) – 増毛町
空知の炭鉱関連施設と生活文化 – 空知地域
石狩川 – 流域48市町村
北海道大学 札幌農学校第2農場 – 札幌市
小樽みなとと防波堤 – 小樽市
京極のふきだし湧水 – 京極町
昭和新山国際雪合戦大会 – 壮瞥町
内浦湾沿岸の縄文文化遺跡群 – 南茅部町(現函館市)
姥神大神宮渡御祭と江差追分 – 江差町
上ノ国の中世の館(たて) – 上ノ国町
福山(松前)城と寺町 – 松前町
函館山と砲台跡 – 函館市
路面電車 – 函館市、札幌市
(「札幌市電」、「函館市企業局交通部」を参照)
螺湾(らわん)ブキ – 足寄町
旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群 – 上士幌町
霧多布湿原 – 浜中町
摩周湖 – 弟子屈町
根釧台地の格子状防風林 – 中標津町、別海町、標津町、標茶町
ワッカ/小清水原生花園 – 常呂町(現北見市)、小清水町
ピアソン記念館 – 北見市
アイヌ語地名
アイヌ文様
北海道のラーメン
第2回選定分(2004年10月22日公表)26件
旭橋 – 旭川市
雨竜沼湿原 – 雨竜町
江別のれんが – 江別市
開拓使時代の洋風建築(時計台、豊平館、清華亭) – 札幌市
札幌苗穂地区の工場・記念館群 – 札幌市
函館西部地区の街並み – 函館市
五稜郭と箱館戦争の遺構 – 函館市
静内二十間道路の桜並木 – 新ひだか町
積丹半島と神威岬 – 積丹半島
森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」 – 丸瀬布町(現遠軽町)
スキーとニセコ連峰 – ニセコ地域
宗谷丘陵の周氷河地形 – 稚内市
土の博物館「土の館」 – 上富良野町
ニッカウヰスキー余市蒸溜所 – 余市町
野付半島と打瀬舟 – 別海町、標津町
登別温泉地獄谷 – 登別市
北限のブナ林 – 黒松内町
北海幹線用水路 – 空知地方
モール温泉 – 音更町、幕別町
オホーツク沿岸の古代遺跡群 – 網走地方
流氷とガリンコ号 – 紋別市
天塩川 – 流域13市町村
アイヌ口承文芸
屯田兵村と兵屋
サケの文化 – 北海道各地
ジンギスカン
北海道の馬文化
(ばんえい競走、日高地方が主産地のサラブレッド)
第3回選定分(2018年11月2日公表)15件
利尻島の漁業遺産群と生活文化
旭川家具 – 旭川市
三浦綾子記念文学館と外国樹種見本林 – 旭川市
増毛山道と濃昼山道
北海道の集治監(樺戸、空知、釧路、網走、十勝)
小樽の鉄道遺産(小樽市総合博物館、旧手宮線廃線跡)- 小樽市
大友亀太郎の事績と大友堀遺構 – 札幌市
パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)- 札幌市
札幌軟石 – 札幌市
蝦夷三官寺(有珠善光寺、様似等?院、厚岸国泰寺)
しかべ間歇泉 – 鹿部町
むかわ町穂別の古生物化石群
北海道の簡易軌道
千島桜
松浦武四郎による蝦夷地踏査の足跡