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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[236]

投稿日:2021年8月15日

北海道一周編 54(2020年4月15日)

音威子府駅の「天北線資料室」

宗谷本線の音威子府駅

宗谷本線の音威子府駅

音威子府駅の「天北線資料室」

音威子府駅の「天北線資料室」

「天北線資料室」の鉄道史料

「天北線資料室」の鉄道史料

 天塩川河畔の「北海道命名の地」を出発すると、国道40号で音威子府へ。音威子府の町の入口が天北峠を越える国道275号との分岐点になっている。

 音威子府に到着すると、宗谷本線の音威子府駅前でジクサー150を止め、駅舎内の「天北線資料室」を見学する。資料室内には宗谷本線や天北線の鉄道史料が数多く展示されている。

 天北線は平成元年(1989年)に廃止になったが、音威子府から南稚内までの路線。南稚内で宗谷本線に合流していた。

「天北線資料室」には天北線の路線図が掲げられている。それを見ると、天北線のほかにも羽幌線(留萌〜幌延)、美幸線(美深〜仁宇布)、深名線(深川〜名寄)、名寄本線(名寄〜遠軽)、渚滑線(渚滑〜北見滝上)、興浜南線(興部〜雄武)、興浜北線(北見枝幸〜浜頓別)が路線図に載っている。興浜南線と興浜北線を結ぶ雄武〜北見枝幸間の未成線や同じく未成線の名羽線(名寄〜羽幌)も載っている。これらの鉄道路線はきれいさっぱりと廃線になり、今、残っているのは宗谷本線だけである。かつては全盛を誇った「鉄道時代」の終焉を見るかのようだった。

 音威子府から国道40号で美深を通って名寄へ。美深の周辺は一面の雪景色だった。

天北線の路線図美深周辺のの雪景色名寄に到着

天北線の路線図 美深周辺のの雪景色 名寄に到着

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