カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[277]

投稿日:2022年2月12日

関東一周編 5(2020年5月9日)

武蔵の国府めぐり(その1)

出発点の東名・横浜町田ICに到着

出発点の東名・横浜町田ICに到着

相模と武蔵の境を流れる境川。左側が相模の相模原市、右側が武蔵の町田市

相模と武蔵の境を流れる境川。左側が相模の相模原市、右側が武蔵の町田市

武蔵国の国府、府中に到着

武蔵国の国府、府中に到着

JR府中本町駅前の武蔵国府跡

JR府中本町駅前の武蔵国府跡

武蔵国府の府中へ

「相模編」の翌日は「武蔵編」に出発する。

 武蔵国は広い。現在の東京都と埼玉県、それと神奈川県の東部が含まれる。

 神奈川県伊勢原市の自宅に近い新東名の伊勢原大山ICから高速道に入る。ジクサー150を30分ほど走らせると、出発点の東名・横浜町田ICに到着。ここから境川を渡って旧武蔵国に入った。境川が相模と武蔵の相武国境になっている。現在は神奈川県と東京都の都県境だ。

 東京都の町田から鎌倉街道(都道18号)で武蔵国府の府中へ。

 府中に到着。

 府中は武蔵の国府所在地なので「府中」なのである。

 JR府中本町駅の駅前が武蔵の国府跡。ここには武蔵国司館の10分の1の模型が復元展示されている。武蔵国司館は今でいえば東京都庁、埼玉県庁といったところで、武蔵の中心になっていた。

 武蔵国府跡の隣りには武蔵総社の大國魂神社がある。

 大國魂神社を参拝し、その境内にある「ふるさと府中歴史館」を見学する。ここには武蔵国府の資料が多数展示されている。

武蔵国府跡には国司館の10分の1の模型が復元展示されている武蔵国府跡の隣には武蔵総社の大國魂神社武蔵総社の大國魂神社を参拝する

武蔵国府跡には国司館の10分の1の模型が復元展示されている 武蔵国府跡の隣には武蔵総社の大國魂神社 武蔵総社の大國魂神社を参拝する

「ふるさと府中歴史館」の展示国府の役人たちが使った硯国府が成立した頃の土器

「ふるさと府中歴史館」の展示 国府の役人たちが使った硯 国府が成立した頃の土器

 府中からは甲州街道(国道20号)で大垂水峠を越え、山梨県境の「関東境」まで行った。こうして関東境まで行くことによって、関東の広さ、大きさが実感できるのだ。

府中から甲州街道の国道20号を行く甲州街道・小原宿の本陣を見るここが甲州街道の関東境。国道の下を境川が流れている

府中から甲州街道の国道20号を行く 甲州街道・小原宿の本陣を見る ここが甲州街道の関東境。国道の下を境川が流れている

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