ジクサー150分割日本一周[279]
投稿日:2022年2月16日
武蔵の国府めぐり(その3)
「武蔵国分寺」の探訪を終えると、武蔵野の小平、東村山、清瀬、新座、志木といった町々を通り、浦和(さいたま市)へ。JR浦和駅前から武蔵の「一宮めぐり」を開始した。
武蔵の一宮は、氷川女体神社と氷川神社の2社ある。一宮は各国に1社とは限らず、武蔵のように2社、もしくはそれ以上の複数社の国もあるのだ。
まずは国道463号の新見沼大橋近くから左手に入った氷川女体神社に行く。神社はクスノキ、タブノキ、シラカシ、モチノキ、サカキ、ヒサカキ、ネズミモチ、シロダモ、チョウジカズラ、ビナンカズラなど多種の常緑広葉樹で覆われている。神社前には見沼氷川公園があるが、このあたり一帯には豊かな自然がまだ残されている。
つづいて中山道・大宮宿の氷川神社へ。旧中山道と分岐して延びる氷川神社の参道は長く、趣がある。この道はもともとの中山道。旧中山道以前の古中山道だという。
氷川神社参道の途中には「アライヘルメット」の本社がある。我らの「アライ」は中山道・大宮宿で生まれ育った世界企業なのだ。
大宮の氷川神社の参拝を終えると、旧中山道から国道16号に入る。入間から国道299号で秩父へ、秩父からは国道140で「関東境」の雁坂峠まで行きたかった。秩父は「知知夫国」として1国を成していたが、武蔵国と統一した歴史がある。
しかし残念ながら雁坂峠は断念。入間ICから圏央道に入り、新東名の伊勢原大山ICに戻った。こうして「武蔵編」は終わった。
武蔵一宮の氷川神社の境内案内図 | 氷川神社の楼門 | 氷川神社の舞殿 |
氷川神社を参拝 | 氷川神社に奉納された埼玉の酒 | J2大宮アルディージャの必勝祈願 |
大宮の旧中山道を行く | 入間ICから圏央道に入る | 新東名の伊勢原大山ICに到着。これにて「武蔵編」、終了! |