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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[279]

投稿日:2022年2月16日

関東一周編 7(2020年5月9日)

武蔵の国府めぐり(その3)

国分寺から武蔵野の町々を通って浦和にやってきた

国分寺から武蔵野の町々を通って浦和にやってきた

「武蔵国分寺」の探訪を終えると、武蔵野の小平、東村山、清瀬、新座、志木といった町々を通り、浦和(さいたま市)へ。JR浦和駅前から武蔵の「一宮めぐり」を開始した。

 武蔵の一宮は、氷川女体神社と氷川神社の2社ある。一宮は各国に1社とは限らず、武蔵のように2社、もしくはそれ以上の複数社の国もあるのだ。

 まずは国道463号の新見沼大橋近くから左手に入った氷川女体神社に行く。神社はクスノキ、タブノキ、シラカシ、モチノキ、サカキ、ヒサカキ、ネズミモチ、シロダモ、チョウジカズラ、ビナンカズラなど多種の常緑広葉樹で覆われている。神社前には見沼氷川公園があるが、このあたり一帯には豊かな自然がまだ残されている。

武蔵の一宮をめぐる。2社あるがまずは氷川女体神社だ氷川女体神社の鳥居氷川女体神社を参拝

武蔵の一宮をめぐる。2社あるがまずは氷川女体神社だ 氷川女体神社の鳥居 氷川女体神社を参拝

氷川女体神社の拝殿氷川女体神社の拝殿と本殿氷川女体神社前の見沼氷川公園

氷川女体神社の拝殿 氷川女体神社の拝殿と本殿 氷川女体神社前の見沼氷川公園

武蔵一宮の氷川神社の参道を行く

武蔵一宮の氷川神社の参道を行く

氷川神社の参道沿いにあるアライヘルメットの本社

氷川神社の参道沿いにあるアライヘルメットの本社

 つづいて中山道・大宮宿の氷川神社へ。旧中山道と分岐して延びる氷川神社の参道は長く、趣がある。この道はもともとの中山道。旧中山道以前の古中山道だという。

 氷川神社参道の途中には「アライヘルメット」の本社がある。我らの「アライ」は中山道・大宮宿で生まれ育った世界企業なのだ。

 大宮の氷川神社の参拝を終えると、旧中山道から国道16号に入る。入間から国道299号で秩父へ、秩父からは国道140で「関東境」の雁坂峠まで行きたかった。秩父は「知知夫国」として1国を成していたが、武蔵国と統一した歴史がある。

 しかし残念ながら雁坂峠は断念。入間ICから圏央道に入り、新東名の伊勢原大山ICに戻った。こうして「武蔵編」は終わった。

武蔵一宮の氷川神社の境内案内図氷川神社の楼門氷川神社の舞殿

武蔵一宮の氷川神社の境内案内図 氷川神社の楼門 氷川神社の舞殿

氷川神社を参拝氷川神社に奉納された埼玉の酒J2大宮アルディージャの必勝祈願

氷川神社を参拝 氷川神社に奉納された埼玉の酒 J2大宮アルディージャの必勝祈願

大宮の旧中山道を行く入間ICから圏央道に入る新東名の伊勢原大山ICに到着。これにて「武蔵編」、終了!

大宮の旧中山道を行く 入間ICから圏央道に入る 新東名の伊勢原大山ICに到着。これにて「武蔵編」、終了!

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