カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[303]

投稿日:2022年6月9日

関西一周前編 7(2020年5月27日)

河内の国府めぐり

奈良を出発

奈良を出発

「すき家」で朝食

「すき家」で朝食

平城宮跡にやってきた

平城宮跡にやってきた

 5月27日5時、近鉄奈良駅前の「東横イン」を出発。「すき家」の「朝定食」を食べ、日本の総国府といっていい「平城宮跡」を見にいく。

 国道24号を横切り、県道1号を右折。ジクサー150を止めると、広大な平城宮跡を歩いた。さすが「奈良の都」だ。規模が大きい。平城宮正門の朱雀門と平城宮最大の正殿の第1次大極殿が復元されている。第1次大極殿の南門が復元工事中。

 ジクサー150を走らせて平城宮跡のまわりを一周し、日本の総国分尼寺の法華寺に行く。日本の総国分寺の東大寺は大規模で大勢の観光客が押し寄せているのに対して、総国分尼寺の法華寺は小規模で静まり返っている。その違いがおもしろい。

平城宮跡の復元された朱雀門豪壮な造りの朱雀門朱雀門の案内

平城宮跡の復元された朱雀門 豪壮な造りの朱雀門 朱雀門の案内

平城宮跡の復元された第1次大極殿法華寺。ここは日本の総国分尼寺法華寺を参拝

平城宮跡の復元された第1次大極殿 法華寺。ここは日本の総国分尼寺 法華寺を参拝

国道308号の暗峠

国道308号の暗峠

暗峠の大阪側は急坂

暗峠の大阪側は急坂

河内の一宮の枚岡神社

河内の一宮の枚岡神社

 法華寺の参拝を終えると、奈良を出発。狭路の国道308号で生駒山地の暗(くらがり)峠を越える。

 この暗峠は奈良県と大阪府の府県境で、大和と河内の国境になっている。石畳の残る峠から急カーブの連続する急坂を下ったところに河内一宮の枚岡神社がある。近鉄奈良線の枚岡駅のすぐ近くだ。

 枚岡山の山裾にある豊かな自然に囲まれた枚岡神社の参拝を終えると、国道170号を南下し柏原へ。柏原からは国道25号で奈良県境に向かっていく。大和川沿いの道。「ジェイテクト国分工場」の裏手に河内の国分寺跡がある。ちょっとわかりにくいが国分東小学校(2020年閉校)が目印だ。塔跡の礎石が残り、現行の河内国分寺がある。

枚岡神社を参拝JR関西本線の柏原駅柏原市の案内図

枚岡神社を参拝 JR関西本線の柏原駅 柏原市の案内図

柏原の中心街国道25号を行く国道25号に沿って流れる大和川

柏原の中心街 国道25号を行く 国道25号に沿って流れる大和川

河内国分寺跡の近くにある国分東小学校河内国分寺の塔跡現行の河内国分寺

河内国分寺跡の近くにある国分東小学校 河内国分寺の塔跡 現行の河内国分寺

 河内国分寺の参拝を終えると国道25号を戻り、府道12号で藤井寺へ。藤井寺が河内の国府所在地だ。

 藤井寺の中心街の「府中」でジクサー150を止める。ここからは細道に入り、河内総社の惣社宮を参拝し、その近くの河内国府跡を歩いた。

 藤井寺は「西国三十三ヵ所」第5番札所の葛井(ふじい)寺の門前町。河内の「国府めぐり」を終えると、葛井寺の参道を歩き、門前で「きつねうどん」を食べ、葛井寺を参拝した。藤井寺からは国道170号で富田林、河内長野を通り、河内から和泉に入った。

柏原から府道12号で藤井寺へ藤井寺の国府町。藤井寺は河内の国府所在地近鉄南大阪線の土師ノ里駅前

柏原から府道12号で藤井寺へ 藤井寺の国府町。藤井寺は河内の国府所在地 近鉄南大阪線の土師ノ里駅前

河内総社の惣社宮河内総社の惣社宮を参拝河内の国府跡を歩く

河内総社の惣社宮 河内総社の惣社宮を参拝 河内の国府跡を歩く

葛井寺門前の商店街葛井寺参道の食堂で「きつねうどん」を食べる「西国三十三ヵ所」第5番札所の葛井寺を参拝

葛井寺門前の商店街 葛井寺参道の食堂で「きつねうどん」を食べる 「西国三十三ヵ所」第5番札所の葛井寺を参拝

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