カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[305]

投稿日:2022年6月17日

関西一周前編 9(2020年5月27日)

摂津の国府めぐり

摂津一宮の住吉大社にやってきた

摂津一宮の住吉大社にやってきた

住吉大社の案内図

住吉大社の案内図

住吉大社の反橋

住吉大社の反橋

 国道26号で大和川を渡って和泉から摂津に入ると、摂津一宮の住吉大社へ。第一本宮、第二本宮、第三本宮、第四本宮を参拝した。

 住吉大社の参拝を終えると天王寺に行く。JR天王寺駅前でジクサー150を止め、案内図を見て駅に近い国分公園へ。ここに「摂津国分寺跡」碑が立っている。しかし子供たちの絶好の遊び場になっている国分公園には摂津国分寺の遺構は何もない。

 摂津国分寺は国分町(天王寺区)のほかに長柄(北区)、森ノ宮(中央区)の説もある。摂津総社は不明だ。

 天王寺駅に戻ると、日本最初の官製寺院の四天王寺に行く。入口には「大日本佛法最初四天王寺」と掘り込まれた石塔が建っている。大きな石鳥居も建っている。西門、中門とくぐると金堂と五重塔が対になっている。

 四天王寺では門前のそば処「深川」で「にしんそば」を食べた。大阪といえばうどんだが、「深川」のそばはうまかった。

住吉大社の神門越しに第三本宮を見る住吉大社の第三本宮。右手には第四本宮。後には第二本宮と第一本宮があるが、これらの4宮はすべてが国宝住吉大社の神馬像

住吉大社の神門越しに第三本宮を見る 住吉大社の第三本宮。右手には第四本宮。後には第二本宮と第一本宮があるが、これらの4宮はすべてが国宝 住吉大社の神馬像

住吉大社に奉納されている日本酒JR天王寺駅天王寺駅に近い国分公園

住吉大社に奉納されている日本酒 JR天王寺駅 天王寺駅に近い国分公園

国分公園に立つ「摂津国分寺跡」碑四天王寺の石鳥居四天王寺の金堂

国分公園に立つ「摂津国分寺跡」碑 四天王寺の石鳥居 四天王寺の金堂

四天王寺門前のそば処「深川」「深川」の「にしんそば」大阪城の天守閣

四天王寺門前のそば処「深川」 「深川」の「にしんそば」 大阪城の天守閣

もう1社の摂津一宮、坐摩神社にやってきた

もう1社の摂津一宮、坐摩神社にやってきた

 大阪城の天守閣を見たあと、もう1社の摂津一宮の坐摩(いかすり)神社を参拝し、大阪駅前の梅田新道の交差点へ。ここに大阪の道路原標がある。東京からの国道1号の終点であり、門司への国道2号の起点になっている。そのほか四日市からの国道25号の終点、和歌山への国道26号の起点、上野への国道163号の起点、津への国道165号の起点、宮津からの国道176号の終点になっている。

 そんな梅田新道から国道2号を走り、淀川を渡って尼崎市に入った。府県境を越えて兵庫県に入ってもまだ摂津国。芦屋、西宮を通り、神戸の中心地、三ノ宮の駅前を通過し、明石市との市境まで来ると摂津と播磨の国境になる。明石から神戸淡路鳴門道で淡路島に渡ったが、淡路島は淡路国。兵庫県は摂津、播磨、淡路のほかに、但馬、丹波と5国から成っている。

坐摩神社を参拝坐摩神社の陶器製の狛犬坐摩神社の「上方落語寄席発祥の地」碑

坐摩神社を参拝 坐摩神社の陶器製の狛犬 坐摩神社の「上方落語寄席発祥の地」碑

坐摩神社摂社の陶器神社梅田新道の交差点。ここは「関西の十字路」梅田新道の「大阪市道路原標」

坐摩神社摂社の陶器神社 梅田新道の交差点。ここは「関西の十字路」 梅田新道の「大阪市道路原標」

梅田新道を起点、終点とする7本の国道国道2号で兵庫県に入る神戸の三ノ宮駅前を通過

梅田新道を起点、終点とする7本の国道 国道2号で兵庫県に入る 神戸の三ノ宮駅前を通過

国道2号で明石へ明石から見る明石海峡大橋。明石は播磨になる神戸淡路鳴門道の淡路IC。淡路(淡路島)に入った

国道2号で明石へ 明石から見る明石海峡大橋。明石は播磨になる 神戸淡路鳴門道の淡路IC。淡路(淡路島)に入った

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