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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[331]

投稿日:2022年8月28日

中部一周後編 2(2020年6月2日)

若狭の国府めぐり(その2)

小浜に戻ってきた

小浜に戻ってきた

 福井・滋賀県境の遠敷(おにゅう)峠から小浜に戻ると、若狭の国府めぐりを開始する。まずは国道27号の北側にある若狭国分寺跡に行く。若狭国分寺の南大門跡、塔跡から金堂跡を見てまわったが、金堂跡には現行の国分寺が建っている。若狭国分寺跡には若狭姫神社が祀られ、国分寺古墳がある。

 若狭国分寺跡の案内板には次のように書かれている。

 国分寺は天平13年(741年)、聖武天皇の発願により全国60余州に造営されたもので僧寺と尼寺がある。

 ここ若狭国分寺は遠敷川と松永川とによって東西を囲まれ、南は国道27号によって区切られた地形に位置している。

 第1次調査では国分寺古墳の裾に塔跡、現釈迦堂の下に金堂跡、水田の中より寺域の東限、北限が確認されている。第2次調査では現釈迦堂の前方に中門、後方の畑の中より講堂跡が確認されている。

 寺域はおよそ2町四方が推定され、寺域内には若狭最大の径45メートルの国分寺古墳(円墳)がある。

若狭国分寺へ若狭国分寺の南大門跡若狭国分寺の塔跡

若狭国分寺へ 若狭国分寺の南大門跡 若狭国分寺の塔跡

若狭国分寺の金堂跡に建つ現行の国分寺若狭国分寺の金堂跡に建つ現行の国分寺若狭国分寺跡の若狭姫神社

若狭国分寺の金堂跡に建つ現行の国分寺 若狭国分寺の金堂跡に建つ現行の国分寺 若狭国分寺跡の若狭姫神社

若狭国分寺跡の若狭姫神社若狭国分寺跡の国分寺古墳若狭国分寺の伽藍配置図

若狭国分寺跡の若狭姫神社 若狭国分寺跡の国分寺古墳 若狭国分寺の伽藍配置図

 若狭国分寺のあとは「若狭の里公園」にある若狭歴史博物館を見学し、最後に若狭国府跡の府中に行った。「府中」の地名がしっかりと残されている。府中の集落を見てまわり、ここにある若狭総社の総神社を参拝した。

若狭歴史博物館「若狭の里公園」の案内図若狭国府跡の府中

若狭歴史博物館 「若狭の里公園」の案内図 若狭国府跡の府中

府中の案内図若狭総社の総神社総神社を参拝

府中の案内図 若狭総社の総神社 総神社を参拝

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