ジクサー150分割日本一周[337]
投稿日:2022年9月8日
越中の国府めぐり(その2)
伏木(高岡市)での越中の国府めぐりを終えると、高岡の中心街に入っていく。高岡は市電の走る町。伏木では越中一宮の気多神社を参拝したが、越中にはそのほかにもう3社の一宮があるのだ。ここからは越中の一宮をめぐるのだ。
まずは高岡の射水神社。高岡城跡の高岡古城公園にある。本丸跡に祀られているが、この地に移されたのは明治になってからのことだという。元々は二上山の山裾にあった。万葉集にも歌われた二上山が御神体になっている。
高岡からは国道156号を南下し、南砺市の高瀬神社へ。広々とした砺波平野の南端に位置し、飛騨へとつづく山並みが南に見える。近くの井波の町は欄間などの「井波彫刻」の産地としてよく知られている。
高瀬神社の参拝を終えると砺波ICで北陸道に入り、富山ICで降り、富山駅に直行。富山名物の「ますずし」を買うと、富山城を見ながら食べた。
越中の一宮めぐりの最後は雄山神社。この雄山神社が大変だ。岩峅寺の雄山神社前立社壇と芦峅寺の雄山神社中宮祈願殿、立山山頂の雄山神社本宮の3社から成っている。
富山を出発すると県道43号を行く。常願寺川を渡ったところが岩峅寺で、雄山神社の前立社壇を参拝。岩峅寺から県道6号で立山に向かったところが芦峅寺で、ここでは雄山神社の中宮祈願殿を参拝する。
雄山神社の3社めぐりはここまでで、残念ながら立山山頂の雄山神社本宮には行けなかった。ということで、前年(2019年)の雄山神社本宮の写真を掲載しよう。
立山駅からケーブルカー、高原バスを乗り継いで室堂へ。標高2450メートルの室堂からは立山を一望。立山は雄山(3003m)、大汝山(3015m)、富士ノ折立(2999m)の3峰から成っているが、そのうちの右端の雄山山頂に雄山神社本宮はまつられている。
室堂からの立山登山はきつかったが、同行してくれたトドデスさんとチョビデスさんの助けをかりて雄山の山頂まで登り、雄山神社本宮を参拝した。トドデスさん、チョビデスさん、ありがとう!