カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[338]

投稿日:2022年9月10日

中部一周後編 9(2020年6月3日)

飛騨の国府めぐり

国道41号の富山・岐阜県境

国道41号の富山・岐阜県境

神岡の町

神岡の町

飛騨の国府所在地、国府の町に入っていく

飛騨の国府所在地、国府の町に入っていく

 越中の国府めぐりと一宮めぐりを終えると、富山から国道41号を南下し、富山・岐阜県境を越えた。ここは越中と飛騨の国境。飛騨に入ると神岡を通り、数河峠を越え、飛騨市から高山市に入った国府町のJR高山本線の飛騨国府駅前でジクサー150を止めた。「さー、飛騨の国府めぐりだ!」と意気込んだのだが、駅前の案内図を見ると、国府小学校や国府中学校はあるが、国府跡や国分寺、総社の類は何もない。飛騨国府はこの国府の地から高山の中心地に移ったということがわかった。

 ということで国府から高山の中心街へ。飛騨国分寺跡の現行の国分寺を見てまわる。ここには三重塔がある。目を引くのは大イチョウ。樹齢1250年の巨木だ。つづいて飛騨総社を参拝した。

 飛騨の国府めぐりを終えると高山から国道41号を南へ。中央分水嶺の宮峠の登り口に飛騨一宮の水無神社がある。ここの御神木は樹齢800年の大杉だ。

JR高山本線の飛騨国府駅飛騨国府の案内図飛騨国府を流れる宮川

JR高山本線の飛騨国府駅 飛騨国府の案内図 飛騨国府を流れる宮川

飛騨国分寺の山門飛騨国分寺の中門飛騨国分寺の三重塔

飛騨国分寺の山門 飛騨国分寺の中門 飛騨国分寺の三重塔

飛騨国分寺の大イチョウ飛騨国分寺の本堂飛騨総社

飛騨国分寺の大イチョウ 飛騨国分寺の本堂 飛騨総社

飛騨一宮の水無神社水無神社の拝殿水無神社の御神木

飛騨一宮の水無神社 水無神社の拝殿 水無神社の御神木

国道41号の宮峠

国道41号の宮峠

国道361号の道の駅「ひだ朝日村」

国道361号の道の駅「ひだ朝日村」

 水無神社の参拝を終え、国道41号の宮峠を越えると、久々野から県道87号→国道361号を行く。国道361号の道の駅「ひだ朝日村」、道の駅「飛騨たかね工房」と寄り、道の駅「飛騨たかね工房」では「飛騨高山ラーメン」を食べた。

 塩沢温泉「七峰館」を過ぎると、長峰峠と野麦峠の分岐点。直進する国道361号を行くと長峰峠を越える。県道39号で左折すると野麦峠を越える。ともに中央分水嶺の峠で、岐阜・長野県境(飛騨・信濃国境)の峠になっている。

 長峰峠を越えようか、野麦峠を越えようか迷ったが、野麦峠を選択し、県道39号を行く。峠まではけっこうな距離がある。野麦峠を越えて信州に入ると、県道39号→県道26号→国道158号で松本へ。松本からは高速道。松本ICで長野道に入り、上信越道で上越ICまで走り、22時30分、今晩の宿「ビジネスイン上越」に到着した。

道の駅「飛騨たかね工房」の「飛騨高山ラーメン」長峰峠と野麦峠の分岐点野麦峠に向かう

道の駅「飛騨たかね工房」の「飛騨高山ラーメン」 長峰峠と野麦峠の分岐点 野麦峠に向かう

岐阜・長野県境の野麦峠野麦峠の信州側の眺め野麦峠を下っていく

岐阜・長野県境の野麦峠 野麦峠の信州側の眺め 野麦峠を下っていく

松本ICから長野道に入る上信越道の小布施PAで「焼きおにぎり」を食べる上越市の「ビジネスイン上越」に到着

松本ICから長野道に入る 上信越道の小布施PAで「焼きおにぎり」を食べる 上越市の「ビジネスイン上越」に到着

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