ジクサー150分割日本一周[339]
投稿日:2022年9月12日
越後の国府めぐり
6月4日4時30分、上越市の「ビジネスイン上越」を出発。国道8号に出ると、「国府」の信号がある。この地は越後の国府所在地なのだ。
JR直江津駅前から越後の「国府めぐり」を開始する。
まずは越後一宮の居多神社を参拝。境内には親鸞像がある。なんで神社に親鸞なの?と不思議な気もしたが、ここは親鸞旧蹟の地。親鸞の「越後七不思議伝説」のひとつ、「片葉の芦」の伝説が伝わっている。その案内板には次のように書かれている。
居多神社の近くに「本願寺国府別院」があるが、この地は浄土真宗発祥の聖地。親鸞はここで恵信尼と結婚生活を送りながら、念仏の教えを広めた。このあたりに越後国府があったようだ。
親鸞上人上陸の地の近くには、越後国分寺の五智国分寺がある。ここには三重塔がある。現行の国分寺の五智国分寺を参拝し、直江津の中心街に戻った。最後に越後総社の府中八幡宮を参拝し、越後の国府めぐりを終えた。
直江津は越後の国府所在地だが、それ以前は高田に越後国府が置かれたという。
上越市は昭和46年(1971年)、直江津市と高田市が合併して誕生した。
今回は「国府めぐり」だったが、上越市では「上越三名城」の春日山城、福島城、高田城の「城めぐり」がおもしろい。
直江津の「セブンイレブン」で朝食。定番の「シャキシャキレタス」のサンドイッチを食べると直江津港へ。越後から佐渡に渡るのだ。