第182回 茂庭関林道
投稿日:2011年12月29日
2010年 林道日本一周 東北編2
信夫山から福島市内を一望、遠く阿武隈山地を望む
福島県の県都、福島に到着すると、信夫山の展望台から市内を一望。阿武隈川の対岸には阿武隈山地のゆるやかな山並みが見える。新幹線の向こう側には奥羽山脈の山並み。吾妻連峰と安達太良山の間が大きく落ち込んでいるが、そこが土湯峠だ。
福島から飯坂温泉へ。
福島交通飯坂線の終点、飯坂温泉駅前には芭蕉像が建っている。ここは「奥の細道」の舞台。飯坂温泉には全部で7湯の共同浴場があるが、そのうち、代表格の「鯖湖湯」(入浴料200円)に入った。
「鯖湖湯」はさすが人気の湯だけあって混みあっていた。浴室の中央には石造りの湯船。無色透明のかなり熱い湯だ。
飯坂温泉からは摺上川に沿って国道399号を走り、摺上川ダムの下の茂庭へ。ここでは茂庭温泉「もにわの湯」(入浴料250円)に入った。
茂庭からは林道だ。
スズキDR-Z400Sのアクセルをひとひねりして茂庭関林道に入っていく。ダートに突入し、4・5キロ地点で名無しの峠に到達。ここが福島県と宮城県の県境になる。
宮城県に入り、茂庭関林道のダート11・0キロを走り切り、七ヶ宿街道(羽州街道)の関宿に出た。
七ヶ宿町の関からは国道113号を行く。
七ヶ宿ダムの七ヶ宿湖畔を走り、羽州街道と分れ、小原温泉を通って白石へ。
白石に到着すると、町中の「小杉食堂」で夕食。白石名物の「うーめん」を食べた。冷やし中華風の「中華風冷やしうーめん」(700円)。こうしてその土地、その土地の名物料理を食べるとすごく得した気分になる。
白石の町中から国道113号を戻り、白石温泉「薬師の湯」に泊まった。
「さー、温泉だ!」
すでに日帰り湯の時間は過ぎているので入浴客は自分一人。貸切湯状態で大浴場と露天風呂の湯にどぷりとつかった。
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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル東北 24→29