第184回 北沢林道
投稿日:2011年12月31日
2010年 林道日本一周 東北編2
一生に一度の大願は必ずかなえてくれる定義如来へ参拝
国道48号に出ると、宮城・山形県境の関山峠に向かってスズキDR-Z400Sを走らせる。作並温泉の手前で左折。北沢林道に入っていく。国道の入口からダート。途中の展望ポイントからは奥羽山脈の山並みを一望、正面にはJR仙山線の谷間をまたぐ鉄橋が見える。
3・5キロのダートを走った地点には名水「長命水」。北沢林道はさらに宮城・山形県境の山並みへとつづくが、行止まり林道なので「長命水」を飲んだところで引き返した。
国道48号に戻ると、作並温泉を通り、宮城・山形県境の関山峠へ。「峠返し」で、峠を貫くトンネルの入口で折り返した。
関山峠から宮城県側に下ったところで、国道48号を左折し、熊沢林道に入っていく。ビッグボーイでの「東北一周編」のときにも走った林道だ。
名無しの峠を越え、6・6キロのダートを走り、舗装路に出た。
そこから1キロほど走ったところで左折し、定義(じょうげ)林道を走る。林道の入口からダート。宮城・山形県境の名峰、船形山(1500m)に向かって登っていく。4・9キロ地点で横川林道との分起点に到着。そこには通行止めのゲートがなかったので、そのまま横川林道を「走りたい!」と思った。だが定義如来側の出口にはすり抜けもできないようなガチガチのゲートがあるので、横川林道に入っていくのは断念した…。
このような入れても出られない林道というのは、けっこうあるものだ。
横川林道との分岐点で直進する定義林道は、さらに船形山に向かってかなり登って地点までつづいている。しかし行止まり林道なので、その地点で折り返した。
舗装路に戻ると左折し、定義如来の門前に出る。
この一帯は平家の落人伝説の地。一生に一度の大願は必ずかなえてくれる如来様ということで、昔も今も大勢の参詣者がやってくる。門前はいつも大賑わい。寺の正式な名前は西方寺なのだが、誰もが「定義如来」と呼んでいる。
定義如来の参拝を終えると、門前の「定義とうふ店」で豆乳を飲みながら名物の「三角あぶらげ」を食べた。
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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル東北 34→33→34