環日本海ツーリング[21]
投稿日:2012年3月4日
花々が四季折々に咲き誇る積丹岬
神威岬をあとにし、積丹半島最北端の積丹岬に向かう。国道229号から見る積丹半島北岸の海はきれいだ。「積丹ブルー」の日本海が広がっている。
余別の浜でスズキDR-Z400Sを停めたが、右手の海岸線はスーッと延び、その先に積丹岬が見える。左手にはつい先ほど立った神威岬。その先端の神威岩がはっきりと、大きく見えている。神威岩は目立つ大岩だ。
国道229号から道道913号に入り積丹岬へ。
積丹岬には道の行き止まり地点(ここには駐車場がある)まではDRで行き、そこからは山道を歩いた。岬の入口には「岬に咲く四季の花々」が写真入りで紹介されていた。
エゾカンゾウ、エゾスカシユリ、オドリコソウ、オオヤマブスマ、ツリガネニンジン、クルマバソウ、コンロウソウ、ヤマハハコ、ハマベンケイソウ、エゾヤマハギ、アキグミ、ノブドウと。だが残念ながら季節が違うのか、それとも咲いていてもわからなかったのか、神威岬でも見たエゾカンゾウとハマナスが記憶に残った程度。
秋にやってきたときはエゾヤマハギの花が山道を覆うようにして咲き、リンドウやナデシコの花が咲き、ススキの銀の穂波が風に揺れていた。
岬入口から40分ほど歩き、積丹岬に到達。そこには赤白2色の灯台が建っている。
次に歩いて細道のトンネルを抜け、絶景の島武意(しまむい)海岸に出る。断崖の上から日本海の大海原を見渡した。