カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

環日本海ツーリング[24]

投稿日:2012年3月7日

北海道一の大河、石狩川河口の荒野を駆け抜けて

 夜明けとともに札幌を出発。時間は4時過ぎだ。
 国道231号で北海道一の大河、石狩川を渡ると、国道を離れ、堤防上の道を走る。
 堤防の尽きたところでダートに突入。スズキDR-Z400Sを走らせ、石狩川河口一帯の荒野を駆け抜けた。
 石狩川の河口まで行くとDRを停め、そこで日本海(石狩湾)を眺めた。

夜明けの国道5号で札幌を離れる
石狩川の河口から見る日本海(石狩湾)



国道231号を北へ!
国道の左手には日本海が広がる


日本海で漁をする小船


 国道231号に戻ると北へ。日本海沿いの道になる。海岸には長い砂浜がつづく。
 左手に広がる大海原を眺めながら走っていくと、前方には山並みが見えてくる。やがて断崖が海に落ちる険しい地形になり、雄冬岬に到着。
 安山岩や蛇紋岩などが高さ100メートル以上もある切り立った断崖をつくっている雄冬岬は、茂津多岬、神威岬とともに「蝦夷三険岬」といわれるほどの険しい岬だ。
 増毛山地の1000メートル級の山並みが、そのままストンと海に落ち込む雄冬海岸は長年、交通の大きな障害になっていた。この国道231号が開通したのは1981年のことでしかない。着工以来、23年の歳月をかけての完成だった。
 雄冬岬に近い雄冬漁港の岸壁にDRを停めた。
 雄冬漁港の周辺には雄冬の小集落がある。ここにはニシン番屋が残っていたほどで、かつてはニシン漁で栄えた。雄冬は国道231号が開通するまではまさに「陸の孤島」で、1日1便の増毛港に通う定期船が唯一の交通機関になっていた。
 山上の展望台に登り、そんな雄冬漁港と雄冬の集落を見下ろした。

雄冬岬に到着
雄冬漁港


雄冬の山上には展望台
雄冬に迫る山並み


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