カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

V-Strom1000で行く日本[25]

投稿日:2015年12月2日

岡山から広島へ

2015年9月18日(東京〜鹿児島)

 V−ストローム1000を走らせ、国道2号で兵庫県から岡山県に入った。備前焼きで知られる備前市を通り岡山へ。大阪・梅田から176キロの岡山には11時に到着。大阪から6時間、かかったことになる。

 岡山からは岡山バイパスで倉敷へ。倉敷を過ぎた鴨方の国道2号沿いの台湾料理店で昼食。「台湾風味噌ラーメン」(680円)と「台湾風のキューリ」(380円)を食べた。ともに何が台湾風なのか、よくわからなかったが、味の方は悪くはなかった。

 県境を越えて広島県に入ると福山だ。旧国でいうと備前から備中を通り、備後に入ったことになる。吉備国が3国に分かれての備前、備中、備後だが、備前、備中は岡山県で、備後は広島県。元は同じ吉備国なので、備前、備中、備後の3国は現在でも人や物の行き来が盛んだ。国道2号の県境(備中・備後の国境)にしても、峠を越えるとか、川を渡るといった自然の境界はなく、気がつかないまま備中から備後に入っている。

 福山からは赤坂バイパス、松永バイパス、尾道バイパスと国道2号の快走路を行く。そして最近開通した三原バイパスに入り、道の駅「みはら神明の里」でV−ストローム1000を止めた。ここも最近、オープンした道の駅のようだ。高台の道の駅「みはら神明の里」から三原の町並みや工場群、瀬戸内海を見下ろした。

 三原を過ぎると瀬戸内海の海岸線を離れ、山中に入っていく。東広島市を走り抜けて、16時に広島に到着。V−ストローム1000のメーターでは大阪から339キロ。ここから本州西端の下関に向かっていく。

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▲岡山バイパスで岡山から倉敷へ

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▲鴨方の台湾料理店で昼食

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▲「台湾風味噌ラーメン」

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▲「台湾風キューリ」

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▲道の駅「みはら神明の里」

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▲道の駅「みはら神明の里」から三原を見下ろす

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▲東広島から広島へ

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▲広島に到着!

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