温泉めぐり日本一周[149日目]
投稿日:2018年10月12日
やったね、1日17湯達成!
河内温泉「龍栄荘」の朝湯に入る。やわらかな湯でふわっと体にまとわりつくような感触。若干、温めの湯は長湯するのにはちょうどいい。湯から上がると別の部屋に朝食が用意されていた。キビナゴの煮魚が美味。アサリの味噌汁も。いつものように3杯飯を食べ、さらに梅干茶漬けで4杯目を食べた。
「龍栄荘」の女将さんに見送られ、8時30分に出発。晴天。スズキBandit1250Sで切る風はもう夏のようだ。前夜、走った道を玉名まで戻り、そこから熊本県内の温泉めぐりを始めた。
第1湯目は玉東温泉「ふれあいの丘交流センター」の湯。ここには次々に、マイクロバスに乗ってお年寄りたちがやってくる。大浴場と露天風呂。ともに広々としていてゆったり感がある。
第2湯目は横島温泉「ゆとり〜む」の湯。「横島総合保健福祉センター」内にある。大浴場の内風呂のみ。外には庭園を眺めながら涼めるスペースがある。
つづいて菊水温泉「菊水ロマン館」に行った。1階は物産売場、2階が温泉なのだが、ここは天然温泉ではないとのことでカウントしない。
第3湯目は南関温泉「南の関うから館」の湯。大浴場と露天風呂。露天風呂には歩行浴の深い浴槽もある。
第4湯目は三加和温泉「あばかん家(ハウス)」の湯。ここでは五月人形展をやっていた。大浴場の内風呂のみ。無色透明無味無臭のやわらかな湯だ。湯から上がると昼食。熊本の郷土料理の「だんご汁」を食べた。味噌味の汁。サトイモ、ゴボウ、ニンジンと具だくさん。その中に平べったい団子が入っている。昼食のあとは「15分寝」だ。
第5湯目は平山温泉「温泉センターフローラ」の湯。大浴場と露天風呂。源泉掛け流しの無色透明の湯。内風呂の湯はとくにつるつるしている。
国道3号に出ると、いったん北へ。熊本・福岡県境の小栗峠まで行き、「峠返し」で折り返した。
第6湯目は鹿北温泉「ゆ〜かむ」の湯。大浴場と露天風呂。
第7湯目は熊入温泉「熊入温泉センター」の湯。大浴場の内風呂のみ。熱い湯とちょっと熱い湯、温めの湯の3つの湯船。それら3つの湯船にひとつづつ入っていく。
第8湯目の山鹿温泉に到着。ここは1000年以上も前に発見されたという肥後の古湯。昔から温泉の余り湯で洗濯する風習があり、「山鹿千軒たらいなし」といわれるほど湯量の豊富な温泉だ。ここでは町の中心にある共同浴場「さくら湯」に入った。入浴料は150円と安い。大浴場の内風呂のみ。いくつかに仕切られた湯船。湯温にはそれほどの違いはない。立ち湯に近い深い浴槽もある。源泉は42・2度。湯量豊富。つるつる湯で泉質の良さは1000年の実証済み。こんな湯に150円で入れるのがすごいところだ。
山鹿から菊池へ。
第9湯目は鹿本温泉「水辺プラザ湯花里」の湯。大浴場と露天風呂。大浴場にはいくつもの湯船がある。露天風呂にも洒落た湯船がある。ここは大規模な温泉施設。
第10湯目は菊鹿温泉「花富亭」の「華の湯」に入る。大浴場と露天風呂。露天風呂からの眺めはすばらしい。周辺の風景を一望!
第11湯目は菊池砦温泉「くなこく城」の湯。9日、19日、29日は入浴料金が割引で200円。この日は5月9日なので200円で入れた。ここでは入浴料とはいわずに入館料といっている。大浴場からの眺望は抜群。城から国を見下ろしているような気分になる。露天風呂は総檜風呂。「くなこく城」の「くなこく」というのは、邪馬台国の南にあったという狗奴国に由来している。湯から上がると夕食。「馬刺定食」を食べた。馬刺も熊本の郷土料理だ。
第12湯目は後藤温泉「後藤温泉」の湯。ここは温泉銭湯。内風呂のみ。若干、白濁したヌルヌル湯。飲泉可。飲みやすい湯だ。宿泊も可で、「ここで泊まろうか」とも思ったが、「いやいや、まだ温泉に入りつづけるぞ!」と、次の温泉に向かっていった。
菊池温泉が第13湯目。ここには何軒もの温泉宿があり、温泉街の手前から1軒づつ聞いていくつもりでいたが、2軒目の「菊池グランドホテル」の湯に入れた。ここはつるつる湯の「美人湯」。源泉は46・7度。大浴場の内風呂のみで、大酒樽風呂が2つある。湯上りに飲んだ「菊池名水」(無料)はじつにうまい水で何杯も飲んだ。
菊池温泉からは夜の温泉めぐりになる。
次の花房温泉はすでに営業を終えていた。
第14湯目はしすい温泉「しすいの湯」。ここは大浴場の内風呂のみ。熱めの湯と温めの湯、2つの湯船。
第15湯目は辰頭温泉「辰頭温泉」の湯。茶色っぽい湯の色。ここは人気の湯で、大浴場も露天風呂も混み合っていた。
第16湯目は亀の甲温泉「亀の甲温泉」の湯。内風呂と露天風呂。ともに若干の濁り湯だ。
今晩の宿、七城温泉「七城温泉ドーム」には22時10分の到着。さっそく第17湯目の「宿湯」に入る。広々とした大浴場の湯につかったときは、思わずガッツポーズ。「やったね!」という気分。1日17湯というのは今回の「300日3000湯」の記録。大浴場のあとは露天風呂の湯にどっぷりつかった。湯から上がると、昭文社の桑原さんから電話をもらった。
「カソリさ〜ん、なかなかやるじゃないですか!」
朝湯 | 河内温泉「龍栄荘」 |
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朝食 | 河内温泉「龍栄荘」 ご飯、味噌汁、目玉焼き、大根おろし、キビナゴの煮魚、ワサビ漬、アサリの佃煮、漬物 |
9時 | 河内温泉「龍栄荘」を出発 |
1409湯目 | 玉東温泉「ふれあいの丘交流センター」(400円) |
1410湯目 | 横島温泉「ゆとり〜む」(500円) |
「菊水ロマン館」(天然温泉ではない) | |
1411湯目 | 南関温泉「南の関うから館」(300円) |
1412湯目 | 三加和温泉「あばかん家」(400円) |
昼食 | 三加和温泉「あばかん家」 だんご汁(400円) |
1413湯目 | 平山温泉「温泉センターフローラ」(300円) |
小栗峠(峠返し) | |
1414湯目 | 鹿北温泉「ゆ〜かむ」(300円) |
1415湯目 | 熊入温泉「熊入温泉センター」(150円) |
1416湯目 | 山鹿温泉「さくら湯」(150円) |
1417湯目 | 鹿本温泉「水辺プラザ湯花里」(300円) |
1418湯目 | 菊鹿温泉「花富亭」(500円) |
1419湯目 | 菊池砦温泉「くなこく城」(200円・割引) |
夕食 | 菊池砦温泉「くなこく城」馬刺定食(1250円) |
1420湯目 | 後藤温泉「後藤温泉」(150円) |
1421湯目 | 菊池温泉「菊池グランドホテル」(500円) |
1422湯目 | しすい温泉「しすいの湯」(250円) |
1423湯目 | 辰頭温泉「辰頭温泉」(200円) |
1424湯目 | 亀の甲温泉「亀の甲温泉」(200円) |
22時10分 | 七城温泉「七城温泉ドーム」(1泊朝食6500円) |
1425湯目 | 七城温泉「七城温泉ドーム」 |
本日の走行距離数 192キロ | |
本日の温泉入浴数 17湯 |
河内温泉「龍栄荘」の朝湯に入る | 「龍栄荘」の朝食 | 「龍栄荘」を出発 |
河内漁港 | 玉東温泉「ふれあいの丘交流センター」 | 「ふれあいの丘交流センター」の大浴場 |
横島温泉「ゆとり〜む」 | 南関温泉「南の関うから館」 | 三加和温泉「あぱかん家」 |
「あぱかん家」の五月人形 | 「あぱかん家」の「だんご汁」 | 平山温泉「温泉センターフローラ」 |
国道3号の小栗峠 | 鹿北温泉「ゆ〜かむ」 | 熊入温泉「熊入温泉センター」 |
山鹿温泉「さくら湯」 | 鹿本温泉「水辺プラザ湯花里」 | 菊鹿温泉「花富亭」 |
「花富亭」の露天風呂 | 菊池砦温泉「くなこく城」 | 「くなこく城」の大浴場 |
「くなこく城」の「馬刺」 | 菊池温泉「菊池グランドホテル」 | しすい温泉「しすいの湯」 |
辰頭温泉「辰頭温泉」 | 亀の甲温泉「亀の甲温泉」 |