ジクサー150分割日本一周[112]
投稿日:2020年10月21日
国東半島を一周した
大分を出発。国道10号で別府、日出を通り、国道213号で国東半島へ。国道213号で国東半島を一周する。杵築市から国東市に入ったところに大分空港がある。
「平成の大合併」以前、国東半島には杵築市と豊後高田市のほかに安岐町、武蔵町、国東町、国見町、香々地町、真玉町、山香町、太田村と2市7町1村があった。そのうち安岐町、武蔵町、国東町、国見町の4町が合併して国東市になった。香々地町と真玉町は豊後高田市と合併、山香町と太田村は杵築市と合併し、今では杵築、国東、豊後高田の3市になっている。それを頭に入れて国東半島を一周した。
国東半島北端の伊美港ではジクサーを止め、沖合の姫島を眺めた。胸がジーンとしてしまう。ここは「島めぐり日本一周」(2001年〜2002年)の時に伊美港から渡った島。島の横断は6キロほどでしかなかったが、行き止り地点の観音崎まで行った。姫島は「一島一村」で、姫島村のままだ。
忘れられないのは姫島から伊美港に戻ってから後のことだ。
国道213号で豊後高田に向かったのだが、信じられないないようなことが起きた。
先行するトラックが交差点の赤信号で止まった。すると突然、そのトラックはバックしてきた。あわててクラクションを鳴らしても、「おーい!」と大声で叫んでも、運転手には聞こえない。
バイクのギアをローからニュートラルにして、地面を足で蹴ってバックした。ぼくが左の路肩に逃げたのと、トラックがバックしてぼくの脇まで来たのはほぼ同時。間一髪で助かった。あやうくぼくもバイクもトラックの下敷きになり、ペシャンコになるところだった。トラックの荷台をバンバンたたいて停車させたが、運転手は「いやー、すいません、すいまん」を繰り返すばかり。何でトラックがバックしてきたのか、まったくわからないままだった。
伊美港を過ぎると、すぐに竹田津港を通るが、ここからは徳山(周南市)行きのフェリーが出ている。
国道213号で国東市から豊後高田市に入り、「昭和の町」で人気の豊後高田を見てまわる。昭和レトロの店が建ち並び、「昭和ロマン蔵」では昭和を体験できる。なつかしのボンネットバスが走っている。