ジクサー150分割日本一周[304]
投稿日:2022年6月13日
和泉の国府めぐり
国道170号で河内長野市から和泉市に入った。市境が河内と和泉の国境。大阪府は河内と和泉、それと摂津の3国から成っている。摂津は兵庫県にもまたがっているが、大阪府の3国を総称して摂河泉(せっかせん)と呼ばれている。
国道170号の旧道で国分峠に到達。ゆるやかな峠で、峠の上まで家々が建っている。峠上で国道170号は直角に左に曲がっていくが、信号機のある交差点をそのまま直進すると、国分の集落に下っていく。信号機のある峠というのもそうはない。
国分の集落をほぼ走り抜けた左側に和泉国分寺がある。現行の和泉国分寺を参拝。境内には「和泉国分寺跡」の碑が立っている。和泉国分寺には今日の一言で、「災いは謙虚さを忘れたときにやってくる」と書かれていたが、なかなかいい一言ではないか。しっかりと心に留めておこう。
国分町から国道480号で和泉市の中心の府中町へ。JR阪和線の和泉府中駅前でジクサー150を止めた。
駅前の案内図を見て、和泉国府の府中町をまわる。熊野参詣の熊野街道を走り、和泉総社の五社総社殿のある泉井上(いずみのうえ)神社へ。
この泉井上神社が和泉国発祥の地。境内に泉が湧いているので、和泉国なったのだという。泉井上神社につづいて和泉総社の五社総社殿を参拝しようとしたら、建替えの工事中で近寄ることができなかった。
泉井上神社の参拝を終えると、府中町の「かどや食堂」で昼食。ここでは「木の芽丼」を食べた。いろいろな具が木の葉のようにのっているので「木の葉丼」なのだという。
和泉府中駅の駅前 | ここは「府中町」の交差点 | 府中町(和泉市)を行く |
和泉総社にやってきた | 和泉総社のある泉井上神社 | 泉井上神社周辺の熊野街道の案内図 |
泉井上神社を参拝。ここが和泉国発祥の地 | 府中町の「かどや食堂」 | 「かどや食堂」の「木の芽丼」を食べる |
和泉市から泉大津市に入り、国道26号で大阪市へ。その途中で和泉一宮の大鳥大社(堺市)を参拝し、大和川を渡って大阪市に入った。和泉から摂津に入ったのだ。