ジクサー150分割日本一周[336]
投稿日:2022年9月6日
中部一周後編 7(2020年6月3日)
越中の国府めぐり(その1)
能登の国府所在地の七尾から国道160号を南下し、石川・富山の県境を越える。この県境が能登と越中の国境だ。
「氷見ブリ」で知られる氷見に着くと、氷見漁港を見たあと、JR氷見線終点の氷見駅近くの「小川屋食堂」で昼食。「刺身定食」を食べたが、フクラギ(ブリ)とアマエビ、アオリイカの刺身は最高のうまさ。
氷見からは海沿いのルートで高岡市に入り、雨晴海岸から富山湾を見る。対岸には立山連峰の山々が連なっている。
雨晴海岸を過ぎると伏木の町に入っていくが、ここが越中の国府所在地。まずは越中一宮の気多神社を参拝し、参道の途中にある荒れ果てた現行の国分寺を見る。この国分寺は越中国分寺跡に建っている。
伏木を貫く十間道路(万葉坂ロード)には「伏木古府」の交差点がある。古府(ふるこ)は七尾にもあったが国府跡の地名。この交差点を左折したところにある勝興寺は越中国府跡に建つ名刹だ。華麗な造りの唐門と堂々とした造りの本堂を見る。
伏木は我がなつかしの地。2002年の「ユーラシア大陸横断」で伏木港でロシア船に乗り、ロシア極東のウラジオストックに渡った。
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