第175回 銅山林道
投稿日:2011年12月21日
2010年 林道日本一周 東北編2
合計16本、総延長82.3kmのいわき林道走破行
夜明けのいわきを出発。いわき駅前から国道399号を行き、小川を過ぎると、阿武隈山地に入っていく。国道399号を右折し、銅山林道に入っていく。入口からダートなのがうれしい。いわき市内の「林道走破行」第3弾目の開始だ。
スズキDR-Z400Sを走らせ、峠に向かっていく。前の年にもこの銅山林道を走ったが、そのときは峠で大物のイノシシに出会っている。そんな銅山林道の峠に到達。展望はよくないが、ちょっと開けた空間になっている。DRを停めて小休止。ここは猫鳴山(820m)の登山口。山頂まで3・5キロの表示板が立っている。
銅山林道の名無し峠から八茎鉱山へと下っていく。その途中にある銅山神社を参拝し、10・7キロのダートを走りきり、八茎鉱山前に下った。
八茎鉱山からさらに玉山温泉へと下り、そこから県道35号を北上。この県道35号は阿武隈山地の山麓を通っていくが、阿武隈山地の「林道走破行」には欠かせないルート。国道6号の絶好の抜け道にもなっている。
常磐道のいわき四倉IC近くの「セブンイレブン」で「幕の内弁当」の朝食を食べ、県道35号を左折し、第2本目の三ツ森林道へ。一軒宿の久之浜温泉を過ぎるとダートに突入。そこでDRを停め、写真をとっていると、ヤマハのセローがやってきた。なんと渡辺哲さんの乗るセローだった。
渡辺さんはバイク通勤で、県道35号をいわきに向かって走っていた。そのときDRとすれ違い、
「カソリさんだ!」
と直感し、すぐさまUターンして追いかけてきてくれたのだという。
出勤前の渡辺さんとガッチリ握手をかわし、三ツ森渓谷沿いの三ツ森林道に入っていった。この林道は県道247号になっているが、県道とは名ばかりの純林道だ。それだけにおもしろく走れる。
三ツ森渓谷沿いの狭路の林道を走り、やがて渓谷を離れ、7・9キロのダートを走りきると三叉路に出る。右は大社林道、左は黒森林道だ。
まずは大社林道のダート2・9キロを往復し、次に黒森林道を走る。黒森林道のダート3・5キロを走ると浅見川林道に合流。浅見川林道のダート2・0キロを走ったところで国道399号の名無し峠に出た。
ここまでがいわき市内の「林道走破」。3エリアに分け、全部で16本の林道を走った。そのうちロングダートは銅山林道(ダート10・7キロ)だけだが、それら16本のダートの合計は82・3キロになった。
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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル東北 10