第176回 乙次郎林道
投稿日:2011年12月22日
2010年 林道日本一周 東北編2
美しき国、日本を感じる渓谷美を楽しむ
国道399号の名無し峠から浅見川林道に入っていく。この林道も三ツ森林道と同じように県道になっているが、まさに純林道だ。それでも入口近くには「県道249号」のポールが立っている。
林道入口から2・0キロ地点の黒森林道との分岐点を左へ。いわき市から広野町に入り、浅見川の渓谷を下っていく。スズキDR-Z400Sを走らせながら、浅見川の渓谷美を眺める。
阿武隈山地には、このような渓谷美を楽しめる川が何本も太平洋に流れ出ている。「美しき国・日本」を感じさせるエリアだ。
浅見川林道の7・9キロのダートを走り抜け、県道35号に出た。
県道35号を北へ。
広野町から楢葉町に入ったところで左折し、七曲林道へ。すぐにダートに突入。深い森の中を行く。9・6キロのダートを走ったところで木戸川林道に合流。木戸川林道のダート2・8キロを走り、木戸ダムの脇で出る。七曲林道→木戸川林道と12・4キロの連続ダートだ。
木戸ダムからは木戸川沿いに走り、いったん県道35号に出た。
県道35号で木戸川を渡り、すぐに左折し、乙次郎林道に入っていく。県道から3・8キロ地点でダートに突入。林道脇の湧水、「郭公名水」ではDRを停めてうまい水を飲んだ。
乙次郎林道は乙次郎の集落を通り抜ける生活林道。その乙次郎の集落の手前で舗装路になる(なお、さきほどの木戸ダムから乙次郎までは舗装路が伸びている)。ここまでが乙次郎林道の前半だ。
乙次郎の集落を過ぎると、楢葉町から川内村に入り、乙次郎林道後半のダートに突入。滝谷林道との分岐を過ぎ、小田代林道との合流地点に出る。乙次郎林道の前半は6・5キロ、後半は4・1キロ、合計すると10・6キロのダート距離になる。
乙次郎林道からはダート1・0キロの小田代林道を走り、国道399号に出た。国道沿いにはきれいな水田風景が広がる。日本の桃源郷を思わせるような川内村だ。
国道399号を北へ。
川内村役場の裏手にある「かわうちの湯」(入浴料500円)に入っていく。大浴場と露天風呂。深い浴槽の洞窟風呂もある。無色透明の湯につかり、湯から上がると昼食。「日替定食」(700円)を食べた。
※爆発事故を起こした東京電力福島第1原子力発電所の20キロ圏内立入禁止規制で、現在、楢葉町には入れません。また浅見川林道も通行止になっています。
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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル東北 10→15
広野町→楢葉町→川内村











