第177回 赤原遠山林道
投稿日:2011年12月23日
2010年 林道日本一周 東北編2
定宿「うめだや」で東北の魅力に触れる
川内村の「かわうちの湯」を出発。川内村役場前を拠点にし、川内村の林道を走る。
国道399号→県道36号とスズキDR-Z400Sを走らせる。10万キロを目指すDRは快調。軽快なエンジン音を阿武隈山地に響かせる。
県道36号の旧道で割山峠に登り、そこから稜線上の田ノ入林道に入っていく。ダート2・4キロの田ノ入林道を走ると川内村役場前に戻った。
次に県道36号から入っていくダート7・6キロの赤原遠山林道を走り、再度、川内村役場前に戻った。
「日本の桃源郷」、川内村での最後は「いわなの郷」だ。
「いわなの郷」内にあるイワナ料理の「幻魚亭」で「いわなの塩焼定食」(1100円)を食べ、イワナに満足して川内村役場前に戻った。
これでぼくの好きな川内村とはお別れだ。
国道399号から小田代林道→乙次郎林道と走り、滝谷林道に入っていく。名無しの峠を越え、峠を下ったところで井出川林道になる。以前、ここには廃屋が1軒あったが、今はない。井出川の渓谷を走り、川内村から楢葉町に入り、井出の集落の手前舗装路に出る。滝谷林道が5・1キロ、井出川林道が4・1キロ、合計すると9・1キロの連続ダートになる。
県道250号から阿武隈山麓の幹線、県道35号へ。
県道35号を北に走り、楢葉町から富岡町に入る。県道35号を右折し、山間の温泉地、岩井戸温泉へ。ここには寄り添うようにして3軒の温泉宿があるが、カソリの定宿といってもいい「うめだや」に泊まった。
いままで日本一周や東北ツーリング、阿武隈山地の林道ツーリング…で何度、泊まったことか。そのたびによくしてもらっている。
さっそく湯に入り、湯から上がると夕食。まずは冷えたビールで「乾杯!」。
猛烈に暑い1日だったので、湯上がりのビールは特別にうまい。
ビールを飲み干したところで刺身、サンマの焼き魚、天ぷら、モツ鍋、茶碗蒸し…の夕食をいただいた。この夕食で「うめだや」の1泊2食の料金は7000円。これが東北の魅力だ。
その夜の暑さもすさまじかった。すでに9月に入ったというのに夜の気温は30度をはるかに超えている。宿のおかみさんは「異常な暑さ!」といって嘆いていたが、2010年の夏を象徴していた。
※爆発事故を起こした東京電力福島第1原子力発電所の20キロ圏内立入禁止規制で、現在、楢葉町と富岡町には入れません。また川内村内の乙次郎林道と滝谷林道も通行止になっています。
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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル東北 15
川内村→楢葉町→富岡町















