第178回 行司ヶ沢林道
投稿日:2011年12月24日
2010年 林道日本一周 東北編2
原生林が広がる名瀑を独り占め
岩井戸温泉「うめだや」の朝湯に入り、朝食を食べ、出発。スズキDR-Z400Sを走らせ、県道35号を北上。富岡町から大熊町に入る。
都路街道の国道288号にぶつかると左折し、玉ノ湯温泉の前を通り、阿武隈山地の峠に向かって登っていく。
大熊町と田村市の境のゆるやかな峠に到達。峠を越えると旧都路村。この名無し峠から1・8キロ下った地点で右折し、行司ヶ沢林道に入っていく。すぐにダートに突入。5・5キロのダートを走ると小滝沢林道との分岐。ここは直進。小滝沢林道の1・4キロのダートを走った地点が行司ヶ滝の入口で、そこで林道は行止まりになる。行司ヶ沢林道→小滝沢林道を合わせると6・9キロのダート距離だ。
DRを停めると、阿武隈山地の名瀑、行司ヶ滝への遊歩道を歩いていく。
渓流を見下ろしながら歩く。
最初に優美な女滝を見る。次に豪快に流れ落ちる男滝を見る。ここまで徒歩30分ほど。自分以外にはまったく人の姿もなく、名瀑を独り占めにしたような気分を味わう。滝の周囲にはブナの原生林が広がっている。
滝の入口まで戻ると、来たときとは逆に小滝沢林道→行司ヶ沢林道と走って国道288号に出た。往復13・8キロのダートだ。
国道288号を西に走り、旧都路村の中心、古道(ふるみち)に向かった。
※爆発事故を起こした東京電力福島第1原子力発電所の20キロ圏内立入禁止規制で、現在、富岡町と大熊町には入れません。また旧都路村(現田村市)の東半分もそのエリア内で、国道288号の古道より東には入っていけません。
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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル東北 15