カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

第197回 JR岩泉線

投稿日:2012年1月18日

2010年 林道日本一周 東北編2

ナイトランで一気に青森へ

 戸塚高原から和井内に下ると、国道340号で押角(おしかど)峠を越える。北上山地では一番険しい峠。峠下の押角駅は「日本一の秘境駅」で知られている。
 狭路の峠道を登り、峠を貫く雄鹿戸(おしかど)トンネルの入口に到達。「雄鹿戸」の名前からすると、峠名は元々は雄鹿戸峠だったのだろうか、知りたいところだ。
 押角峠は川井村(現宮古市)と岩泉町の境の峠。雄鹿戸トンネルを抜け、岩泉町に入っていく。
 北上山地の風景を見ながら急勾配の峠道を下り、JR岩泉線の浅内駅前でスズキDR-Z400Sを停めた。
 駅前の店でカンコーヒーを飲んでいると、1日3本の岩泉行きの列車が到着。
「ラッキー!」
 日本一のローカル線、岩泉線の1両編成の列車からは何人かの乗客が降りてきた。
 浅内を過ぎたところで小本街道の国道455号に合流。右折し、岩泉町の中心の岩泉へ。岩泉では岩泉線の終点、岩泉駅前でDRを停めた。
 岩泉から太平洋岸の小本へ。国道455号は快適・快速走行の2車線路。小本に到着すると、小本温泉(入浴料600円)の湯に入り、湯から上がると夕食。「海鮮丼」(1000円)を食べた。小本温泉は三陸海岸では数少ない温泉なので貴重な存在だ。
 19時、小本温泉を出発。国道45号のナイトラン開始。久慈を通り、岩手県から青森県に入る。
 21時15分、八戸到着。八戸からは国道45号→国道4号で青森へ。
 24時、青森到着。青森駅前の「東横イン」に泊まった。

より大きな地図で 林道日本一周東北編2 を表示
今回のエリア:昭文社ツーリングマップル東北 69→75→76

和井内→岩泉→小本→青森駅

押角峠に到達
押角峠の雄鹿戸トンネルを抜ける


JR岩泉線の浅内駅
浅内駅に到着した岩泉線の列車




岩泉線の終点、岩泉駅

小本温泉
小本温泉の湯


小本温泉の「海鮮丼」
青森駅前の「東横イン」に到着


Comments

Comments are closed.