カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

環日本海ツーリング[28]

投稿日:2012年3月11日

ニシンと炭鉱で栄えた羽幌の歴史をなぞる

 留萌市小平の「旧花田家番屋」を出発し、国道232号を北へ。左手の日本海を見ながらスズキDR-Z400Sを走らせる。
 苫前町に入り、苫前温泉「ふわっと」(入浴料500円)の湯に入る。大浴場と露天風呂は若干のにごり湯で、ともに塩分の濃い湯。露天風呂からは日本海の海岸線を一望!

苫前温泉「ふわっと」
苫前の海岸。風力発電の風車が見える


 苫前町から羽幌町に入ると、つづいて羽幌温泉「サンセットプラザはぼろ」(入浴料500円)の湯に入った。大浴場と露天風呂はにごり湯で塩分を含んだ濃い味がする。
 湯から上がると郷土資料館を見学。かつての羽幌を支えたニシン漁と羽幌炭鉱の展示を見てまわる。ここでのニシン漁の最盛期は明治30年代の後半。その後、ニシン漁は盛衰を繰り返し、昭和36年以降、ニシンはまったくその姿を消してしまった。
 羽幌炭鉱は良質炭で知られていたが、昭和45年に閉山。1万人近くもいた炭田関連の人たちは羽幌を離れ、日本各地に散っていった。

羽幌の中心街に入っていく
羽幌温泉「サンセットプラザはぼろ」の大浴場


羽幌港
羽幌港の漁船


羽幌港のフェリーターミナル
オロロン鳥の頭に止まっているカモメ


 羽幌の郷土資料館から羽幌港へ。その一角に焼尻島、天売島に渡る「羽幌沿海フェリー」のターミナルがある。そこには海鳥の島、天売島のシンボル、オロロン鳥の像が建っている。その頭に止まっているカモメの姿がユーモラスだ。
 そんなオロロン鳥の像を見ていると、「島めぐり日本一周」(2001年?2002年)のときに渡った焼尻島と天売島が懐かしく思い出されてくるのだった。

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