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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[6]

投稿日:2012年11月26日

門前町、江の島に戻る

神奈川←東京

「アドレス日本一周」の第2日目は自宅で朝湯に入り、ご飯と納豆、ワカメの味噌汁といった朝食を食べ、6時に出発。平塚海岸に出ると、国道134号を東に走り、江ノ島大橋を渡って江ノ島に戻った。
 アドレスV125Gを駐車場に停めると、「江ノ島探訪」の開始だ。
 江ノ島は昔からの信仰の島。青銅の鳥居をくぐり抜け、江島(えのしま)神社の参道を歩く。江ノ島は江島神社の門前町。狭い参道の両側には土産物屋や食堂、旅館などが軒を連ねる。
 朱塗りの鳥居をくぐり、瑞心門をくぐり抜け、石段を登ると辺津(へつ)宮だ。
 江島神社は3宮から成っているが、辺津宮(下ノ宮)はその中心的存在。権現造りの社殿が美しい。辺津宮の隣りには弁天堂。ここには裸弁天がまつられている。江ノ島の弁天は琵琶湖・竹生島の弁天、安芸・宮島の弁天とともに「日本三大弁天」のひとつに数えられている。
 辺津宮から石段を登っていくと中津宮(上ノ宮)に出る。朱塗りの社殿が色鮮やか。そこからさらに登ると展望灯台の前に出る。そこまで登り坂がつづく。かなり急な登りなので汗をかいた。
 展望灯台前から奥津宮(本宮)へ。このあたりまで来ると、観光地、江ノ島とは思えないほどひっそりと静まりかえっている。
 奥津宮を過ぎると急な石段を下り、海食洞の岩屋へ。この岩屋は江島神社の奥宮になる。この日は波が荒く、残念ながら岩屋への道は通行止め。ここには第1岩屋と第2岩屋とあり、第2岩屋の一番奥に龍神がまつられている。緑色をした龍の金色の目は怖いくらいに迫力がある。
 そんな岩屋の手前で折り返し、「江ノ島探訪」を終えた。

平塚海岸
江ノ島に戻ってきた


江ノ島から見る大山と丹沢の山々
江島神社の青銅の鳥居


江島神社の朱塗りの鳥居
辺津宮


江島神社の絵図
弁天堂


中津宮
奥津宮


江ノ島から見る富士山
早朝から大勢の釣り人がやってくる


江ノ島のヨットハーバー


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