カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[8]

投稿日:2012年11月28日

黒髪の美女現る

神奈川←東京

 小田原からは海沿いの国道135号を行く。今回の日本一周のメインルートは海岸線。根府川を通り、真鶴に到着すると、JR東海道線の真鶴駅前から真鶴半島に入っていく。 船祭りで知られる貴船神社を参拝し、真鶴漁港の岸壁でアドレスV125Gを停める。真鶴漁港は神奈川県の相模湾岸では一、二の主要な漁港。それだけに真鶴は「魚のうまい町」といわれている。
 真鶴漁港から真鶴半島突端の真鶴岬へ。岬の周辺はうっそうとおい茂る原生林。駐車場にアドレスを停め、岬の突端から三ツ石を眺めた。
 ここではビックリ。駐車場へと歩いていると、黒髪の美女が手を振りながら近づいてくる。てっきり自分の後を歩く人に手を振っているのだろうと思って後を振り向くと、誰もいないではないか…。黒髪の美女はぼくの前で立ち止まると、「私よ!」という顔をする。何と「300日3000湯」の温泉めぐりで何度となく出会った寝太郎さんだった。
 あまりの偶然の再会にカソリ、大喜び。すこし早かったが、真鶴で寝太郎さんと一緒に昼食にする。ボルボに乗ってやってきた寝太郎さんと真鶴港近くの「源忠」という店に入り、漁師料理の「まごとろ丼」(1630円)を食べた。
 アジの「なめろう」の半分をトロロと一緒に「まごとろ丼」で食べ、もう半分を茶漬けの「まご茶漬け」にして食べた。昼食を食べながら、寝太郎さんのとの話が大盛り上がりに盛上がったのはいうまでもない。
 昼食を食べ終わると、真鶴漁港で寝太郎さんと何度も握手をかわして別れた。いいことがありそううな「アドレス日本一周」。カソリ、高揚した気分でアドレスを走らせるのだった。

小田原からは国道135号を行く
国道135号から見下ろす相模湾


真鶴に到着
真鶴漁港


真鶴岬から三ツ石を眺める
黒髪の美女との出会い!


「源忠」のアジのなめろう
最初は「まごとろ丼」にして食べる


次に「まご茶漬け」にして食べる


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