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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[024]

投稿日:2014年4月16日

弘法大師、恐るべし!

四国八十八ヵ所めぐり 2009年4月12日
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「鷲の里」の食事処で昼食

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「うどん定食」を食べる

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ロープウェイ乗場前の庭園

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第21番の太龍寺へ

 第20番の鶴林寺から山を下り、那賀川沿いの県道19号に出た。
 那賀川に沿って上流へ、第21番の太龍寺に向かう。道の駅「鷲の里」でアドレスV125Gを停め、ここで昼食。食事処で「うどん定食」(950円)を食べた。
「鷲の里」からロープウェイで太龍寺へと上っていく。那賀川を見下ろし、深い谷をまたぎ山頂駅へ。すごいロープウェイだ。
 このロープウェイは1992年に完成したとのことだが、それ以前は第12番の焼山寺、第20番の鶴林寺、それと第21番の太龍寺は「阿波の三難所」といわれ、3キロの急坂の山道を登らなくてはならなかった。
 ロープウェイの山頂駅から太龍寺へ。本堂と大師堂を参拝する。
 太龍寺は弘法大師が開基した。
 若き日の大師はここで一人の僧と出会い、虚空蔵求聞持法を授けられた。それは虚空蔵菩薩の真言、「のうぼうあきゃしゃきゃらばやおんありきゃまりぼりそわか」を百万回唱えると、見聞したことを一切忘れないという記憶力超増強の秘法なのだという。
 ロープウェイで太龍寺を下ると、国道195号→県道284号で第22番の平等寺へ。
 ここには「白水の井戸」がある。弘法大師が水を得ようと地面を掘ると、乳のような白い水が湧き出たという。それが白水の井戸で、平等寺の山号、白水山の由来になっている。どんな日照りでも涸れることがなく、万病に効く「弘法の水」として知られている。
 超記憶力といい奇跡の井戸掘りといい弘法大師、恐るべし!

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那賀川を見下ろす 太龍寺の参道 太龍寺本堂

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太龍寺の大師堂 第22番・平等寺の山門 平等寺本堂


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