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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[068]

投稿日:2014年6月14日

大島一周

四国八十八ヵ所めぐり 2009年4月23日
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亀老山の亀の石像

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亀老山の展望台

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亀老山から来島海峡大橋を見下ろす

 伊予大島に渡ったが、代表的な「島四国」の八十八ヵ所巡りはひとまずおいて、まずは「大島一周」の開始だ。
 大島南部の下田水港を出発。島国道の国道317号を行く。大島の最初のポイントは亀老山。山頂展望台からの眺めはすごい。足下に来島海峡大橋を見下ろし、瀬戸内海の向こうに四国山脈の山並みを眺める。
 次に国道317号で大島北部の宮窪へ。ここにある「村上水軍博物館」を見学する。戦国時代、「海の大名」と呼ばれ、瀬戸内海を自由自在に駆けめぐった村上水軍。その資料が展示されている。
 村上氏は三島村上氏といわれるように来島、能島、因島の3家から成り、強い同族意識を持っていた。ここは「能島村上氏」になる。能島というのは宮窪のすこし北にある小島。鵜島と重なりあって見える。その間の瀬戸(宮窪瀬戸)は、「えー、これが海!?」と、驚いてしまうほどの急流だ。まるで山間を流れる渓流のようだった。

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大島の国道317号を行く 大島北部、宮窪の海岸 村上水軍博物館

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村上水軍の復元された小早船 村上水軍の船の模型 これが大島。赤丸は村上水軍博物館

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能島(手前)と鵜島を見る 大島の石切場 大島大橋。対岸は伯方島


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