アドレス日本巡礼[133]
投稿日:2014年9月11日
小豆島には虎がいた
四国八十八ヵ所めぐり 2009年5月2日
土庄の第62番、第63番、第64番の参拝を終えると、世界最狭の土淵海峡を越え、小豆島の前島から本島に渡る。本島側の「サンクス」で「おにぎり&お茶」の朝食を食べ、海沿いの第66番の等空庵(とうくうあん)へ。ツバメが飛びかっている。本堂の中にも巣がある。ここに限らず小豆島にはツバメが多いが、島のみなさんはさりげなくツバメを大事にしているようだ。ツバメの飛び交う風景には心が癒される。
つづいて第67番の瑞雲堂(ずいうんどう)から第68番の松林寺(しょうりんじ)へ。
松林寺は大きな寺で山門は立派なもの。庭園もきれいにしている。この寺の名前は何度か変わっている。最初は長現寺といった。その後、豊臣秀吉の文禄・慶長の役の際、朝鮮国王から贈られた虎を船で運んでいる最中に暴風雨に遭い、船はこの地に漂着した。一時的に虎がこの寺で飼育したので虎渓寺に改められ、その後、松林寺に改号したという。400年前の小豆島には虎がいた!?
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