アドレス日本巡礼[198]
投稿日:2014年12月5日
すべての道は和歌山城に通ず
5月17日6時、和歌山市内の「川島ビジネスホテル」を出発。早朝の和歌山市内を走り、「ローソン」で「のり弁&お〜いお茶」の朝食。そのあと和歌山城に行った。
和歌山は紀伊54万石の城下町。紀伊は尾張、水戸と並ぶ徳川の「御三家」だ。城下町和歌山の中心は和歌山城。和歌山城の交差点は紀伊半島一周の幹線、国道42号の終点であり、国道24号(京都→和歌山)と国道26号(大阪→和歌山)の終点にもなっている。和歌山城で紀伊の3本の幹線国道が出会うのだ。まさに「紀伊の十字路」。「すべての道は和歌山城に通ず」といったところだ。
和歌山城には駐車場にアドレスを止め、岡口門から入った。長さ1メートル近い黒々とした大蛇のお出迎え。蛇の苦手なカソリ、その姿を見て思わずブルブルッと体を震わせてしまう。
岡口門には次のように書かれた案内板が立っている。
城内に入ると、天守閣への道を登っていく。桜の名所の和歌山城だが、青々とした葉桜になっている。緑豊かな城内を歩いていくと天守閣の下には石組の「七福の庭」。7つの石は右から恵比寿、寿老人、弁財天、毘沙門、布袋、大黒、福禄寿の七福神を表しているという。城の石垣を見ながら登り、三重三階の天守閣を下から見上げた。和歌山城の天守閣は戦前は国宝に指定されていたが、太平洋戦争の和歌山大空襲で焼失し、昭和33年に再建された。