カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[246]

投稿日:2015年3月20日

阪神淡路大震災の爪痕

西国三十三ヵ所めぐり 2009年5月21日

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淡路島最北端の江崎

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淡路島西海岸の瀬戸内海

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県道31号を南下

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「野島断層保存館」を見学

 たこフェリーで岩屋港に到着すると、反時計回りで淡路島を一周する。

 岩屋からは県道31号を行く。まずは道の駅「あわじ」でアドレスを止めたが、ここは明石海峡大橋を見るのには絶好のポイント。次に淡路島最北端の江崎でアドレスを止めた。ここからは明石海峡対岸の明石の町並みが見える。

 県道31号で淡路島の西海岸を南下する。

 淡路島は北部の北淡、中部の中淡、南部の南淡の3地域に分けられるが、そのうちの北淡地方は1995年1月の阪神淡路大震災で大きな被害を受けた。

 2005年4月に淡路町、津名町、北淡町、一宮町、東浦町の5町が合併し、今では北淡は淡路市になっている。

 旧北淡町では「北淡震災記念公園」内にある「野島断層保存館」(入館料700円)を見学する。長さ140メートルのドーム内に阪神淡路大震災でできた野島断層を保存している。国指定の天然記念物にもなっている野島断層は、今や淡路島有数の観光スポット。ドームですっぽりと覆われているので、断層が風化しないのがすごくいい。巨大地震のすさまじいばかりのエネルギーを見学者に見せつけている。「地震体験館」で体感する震度7の振れは強烈。マグニチュード7・3の阪神淡路大震災では、6400余名もの犠牲者が出た。
「北淡震災記念公園」ではタコ団子を食べた。名物の「北淡タコ」を使った団子だ。

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