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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[306]

投稿日:2015年7月24日

守山宿から愛知川宿に

西国三十三ヵ所めぐり 2009年5月28日

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「吉野屋」の「納豆定食」

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武佐宿の八坂神社

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八坂神社を参拝

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武佐宿の本陣跡

 中山道の守山宿から武佐宿へ。国道8号に合流したところで、国道8号沿いの「吉野屋」で朝食。定番の「納豆定食」(370円)を食べる。そして武佐宿へ。宿場の古い町並みは国道8号の南側の旧街道に沿っている。八坂神社を参拝し、本陣跡を見る。武佐宿を抜け出たところに老蘇の森に囲まれた奥石神社がある。中山道の往路編でも、「西国33ヵ所」第32番観音正寺参拝のときにも立ち寄ったが、織田信長が寄進したという本殿は豪壮な造りだ。

 奥石神社の案内板には次のように書かれている。

 今から約2250年前、孝霊天皇のとき、この地一帯は地裂け水湧いて、とても人の住むところではなかったが、石辺大連という人が神の助けを得てこの地に松・杉・檜を植えたところ、たちまち大森林になったと伝えられています。この森は万葉の時代から世の移り変わりとともに数々の歌に詠まれている名高い森であります。この森深く鎮まります奥石神社は、由緒ある名社として延喜式神名帳に載せられているのは、繖山を御神体とするもっとも古く原始的、根源的な神社であったためだといわれています。

 奥石神社のご神体の繖山というのは、山頂に観音正寺のある観音寺山のことだ。奥石神社の近くの水田越しに繖山(きぬがさやま)を見る。さらに繖山に向かってアドレスを走らせ、新幹線の高架の下をくぐり抜け、「石寺楽市」まで行った。ここが観音正寺の登り口になる。「石寺楽市」から五個荘の「近江商人博物館」(入館料200円)へ。今回が3度目の見学になる。近江商人の源流をじっくりと見たあと、愛知川宿に入っていった。

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武佐宿の旧中山道 奥石神社 奥石神社ご神体の繖山

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繖山に向かって突っ走る 石寺楽市 五個荘の「近江商人博物館」

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