カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

V-Strom1000で行く台湾[16]

投稿日:2015年9月15日

お粥と饅頭

2015年8月6日(3日目)

 夜明けの花蓮の町歩きを終え、「力麗哲園飯店」(ガーデンホテル)に戻ると、ホテルのレストランでのバイキング形式朝食。台湾の朝食ではお粥が欠かせない。ご飯もあるが、ぼくはもっぱらお粥。お粥を3杯、食べた。台鈴(タイリン)の李さんと一緒に食べたが、李さんは饅頭。この饅頭もご飯のようなもので、朝食には欠かせないものだ。

 朝食を食べ終わった頃、ホテルには「花蓮スズキ」社長の雷蒙さんが奥さんとお子さんを連れて来てくれた。2010年にスズキの125ccスクーター、アドレスで「台湾一周」を走ったのだが、「花蓮スズキ」に立ち寄った。その時のことをおぼえてくれていて、わざわざホテルまで来てくれたのだ。

 雷蒙さんは「カソリさんのスピリットには感服します。これからも世界中のライダーの模範になってください。旅の安全を祈ってます」といった意味のことが書かれた絵葉書を手渡してくれた。何ともうれしい話ではないか。

 さー、出発だ。

「力麗哲園飯店」の前にズラリとV−ストロームを並べ、記念撮影。そして雷蒙さん一家の見送りを受けて走り出す。抜けるような青空で絶好のツーリング日和だ。

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▲「力麗哲園飯店」の朝食

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▲これは台鈴の李さんの朝食

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▲雷蒙さんかの絵葉書

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▲「力麗哲園飯店」前での記念撮影

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