アドレス日本巡礼[353]
投稿日:2016年5月12日
日光の二社一寺をめぐる
中禅寺湖畔にある「坂東三十三ヵ所」第18番札所の立木観音(中禅寺)を出発。華厳の滝を見て、第一いろは坂を下り、清滝から日光へ。JR日光線の終着駅、日光駅前でアドレスを止める。カンコーヒーを飲んでひと息入れると「日光探訪」の開始。日光の中心街を走り抜けていく。「湯波料理」の看板を掲げた店が目立つ。ここは日光街道終点の鉢石宿で、東照宮の門前町でもある。
まずは大谷川にかかる「日本三大奇橋」の神橋を見る。「日本三大奇橋」というのは日光の神橋と大月の猿橋、それと岩国の錦帯橋だ。
輪王寺前の駐車場にアドレスを止めた。駐車場代が200円、輪王寺、東照宮、二荒山神社の二社一寺共通拝観券が1000円。さすが日光。
輪王寺本堂の三仏堂を参拝。輪王寺は今から1200年前に開基された日光で一番古い寺。日光の歴史は輪王寺とともに始まった。本尊は阿弥陀如来、馬頭観音、千手観音の3仏。輪王寺の参拝を終えると東照宮へ。表参堂を大勢の人たちが歩いている。五重塔の前から表門をくぐり、神厩舎の「三猿」を見る。かの有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿だ。「見ざる・言わざる・聞かざる」はまさに人生の極意だとしみじみと思う。そして豪華絢爛の陽明門を見て、拝殿、石の間、本殿から成る本社を参拝する。祭神は徳川家康だ。東照宮の参拝を終えると五重塔まで戻り、脇の参道で二荒山神社へ。ここが本宮になる。中禅寺湖畔に中宮、男体山の山頂に奥宮がある。最後に3代将軍、徳川家光の墓所のある大猷院を参拝して二社一寺をめぐりを終え、JRの日光駅前に戻った。