奥州街道を行く! [7]
投稿日:2017年5月2日
福島市街を見下ろす
2009年10月10日
奥州街道の油井宿から二本柳宿、八丁の目宿、淺川新町宿、清水町宿と通り、福島宿に到着。福島駅の東口でスズキDR−Z400Sを止めた。駅前には芭蕉と曽良の像が建っている。
「まずは高い所に登れ!」
と、旅の鉄則通りにDRを走らせて信夫山へ。この山は福島の市街地に海鼠のような形をして横たわっている。福島を見下すのには絶好のポイントなのだ。
展望台から福島の市街地と阿武隈川の流れを見下ろす。阿武隈川の向こうには、ゆるやかな阿武隈山地の山並みが連なっている。目の向きを変えると、東北新幹線の高架の向こうには吾妻連峰の山々と安達太良山が見える。その間の大きく落ち込んだところは土湯峠。まるで実物大の地図を見ているかのようで、「地図大好き人間」のカソリは、しばらくその場を動けなかった。
信夫山を下ると「奥州三名湯」の飯坂温泉へ。福島交通飯坂線の終点、飯坂温泉駅前には芭蕉像。DRで温泉街を走り、共同浴場の「鯖湖湯」へ。猛烈に熱い湯に歯を食いしばって入った。湯から上がると、体はまっ赤。それでもすごく気持ちいい。さっぱり気分で飯坂温泉から福島駅前に戻った。
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