温泉めぐり日本一周[41日目]
投稿日:2017年8月17日
信州そばに外れはない
白馬のペンション「ミーティア」で朝湯に入り、そのあとはよかさんのつくってくれた朝食をいただく。みなさんとの会話がおおいにはずんだ。
9時30分、みなさんの見送りを受けて出発。国道147号を南下する。
第1湯目は馬羅尾天狗岩温泉「すずむし荘」の湯。大浴場と露天風呂。大浴場の源泉の湯船につかるとひやっと冷たい。露天風呂からは北アルプスの山並みを眺める。
第2湯目は穂高温泉「しゃくなげ荘」の湯。内風呂のみで熱めの湯と温めの湯の2つの湯船。湯から上がると「ざるそば」を食べた。信州そばに外れはない。
馬羅尾天狗岩温泉、穂高温泉の北アルプス山麓の2湯に入ると、温泉めぐりの舞台を国道19号沿いに移していく。
第3湯目は豊科温泉「湯多里 山の神」の湯。内風呂と露天風呂。ここは人気の湯で混みあっていた。小さな湯船に何人もの人たちと一緒に入る。湯はやわらかな感触。湯につかりながら常連さんの会話を聞いた。
第4湯目は穴沢温泉「松茸山荘」の湯。内風呂と露天風呂。露天風呂は御影石の一枚岩をくり抜いたもの。湯は無色透明無味無臭。湯から上がると、ここの名物の「松茸釜めし」を食べた。このあたりの一帯ではマツタケがよく採れるのだろう。
第5湯目は明科温泉「長峰荘」の湯。内風呂と露天風呂。湯につかりながら北アルプスの山並みを眺める。やがて山の端に夕日が落ちていく。あまりにも早い冬の日没に悲しくなってくるほど。このあとは夜の温泉めぐりだ。
国道19号で明科の町並みを走り抜けたところで、国道403号に入っていく。
矢越峠のトンネルを抜けると、一気に峠道を下る。下りきったあたりにある西条温泉「とくら」の湯に入った。西条温泉は中山道以前の東山道の時代から知られていた温泉だという。「とくら」の湯から上がる頃には、日はとっぷりと暮れ、外は真っ暗。気温がガクッと下がる。ふたたび矢越峠を越えたが、ありがたいことに路面はまだ凍結していなかった。
松本盆地から犀川の谷間に入っていく。
第7湯目は金熊温泉「明日香荘」の湯。もうもうと湯気のたちこめる大浴場の湯につかり、寝湯に横たわり、しばし厳しい寒さを忘れることができた。だが、それもつかのま、金熊温泉を出るころから雪が降りはじめた。
第8湯目は美麻温泉「ぽかぽかランド美麻」の湯。大浴場と露天風呂の湯に入り、湯から上がると夕食。「そば三昧」を食べた。「とろろそば」、「おろしそば」、「肉そば」の3種のそばに天ぷらがついている。信州ならではのそばの味を堪能し、降りつづく雪の中を走り、犀川河畔の不動温泉「さぎり荘」に泊まった。第9湯目の宿湯のありがたさ。大浴場の湯につかったときは生き返った。
朝食 | 白馬のペンション「ミーティア」 |
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9時30分 | 白馬のペンション「ミーティア」を出発 |
348湯目 | 馬羅尾天狗岩温泉「すずむし荘」(500円) |
349湯目 | 穂高温泉「しゃくなげ荘」(400円) |
昼食 | 穂高温泉「しゃくなげ荘」 「ざるそば」(500円) |
350湯目 | 豊科温泉「湯多里 山の神」(400円) |
351湯目 | 穴沢温泉「松茸山荘」(350円) |
昼食 | 穴沢温泉「松茸山荘」 「松茸釜めし」(1300円) |
352湯目 | 明科温泉「長峰荘」(350円) |
353湯目 | 西条温泉「とくら」(400円) |
354湯目 | 金熊温泉「明日香荘」(400円) |
355湯目 | 美麻温泉「ぽかぽかランド美麻」(700円) |
夕食 | 美麻温泉「ぽかぽかランド美麻」 「そば三昧」(945円) |
21時15分 | 不動温泉「さぎり荘」(1泊朝食6800円) |
356湯目 | 不動温泉「さぎり荘」 |
本日の走行距離数 187キロ | |
本日の温泉入浴数 9湯 |
白馬のペンション「ミーティア」の朝湯に入る | 「ミーティア」での朝食をいただく | 差し入れの「リポビタンD」を飲む |
みなさんの見送りを受けて「ミーティア」を出発 | 馬羅尾天狗岩温泉「すずむし荘」 | 「すずむし荘」に展示されている温泉掘削時のビット(刃) |
穂高温泉「しゃくなげ荘」 | 「しゃくなげ荘」の「ざるそば」 | 豊科温泉「湯多里 山の神」 |
穴沢温泉「松茸山荘」 | 明科温泉「長峰荘」 | 西条温泉「とくら」 |
金熊温泉「明日香荘」 | 「明日香荘」のイノシシ | 美麻温泉「ぽかぽかランド美麻」の「そば三昧」 |