温泉めぐり日本一周［145日目］

投稿日：2018年9月24日

子供の日の温泉めぐり

九州編　16日目（2007年5月5日）

　諫早の「諫早第一ホテル」の朝湯に入り、ご飯、味噌汁、サバの焼き魚、ひじき、生卵、海苔の朝食を食べ、9時15分に出発。

　諫早からは国道207号で有明海沿いに走り、佐賀県に入る。

　第1湯目は太良嶽温泉「蟹御殿」の「有明海の湯」。県境を越えてすぐのところにある。大浴場と露天風呂。露天風呂の湯につかりながら目の前の有明海を眺める。有明海には波ひとつない。海面はとろ〜んとしている。ここには寝湯と座湯をミックスした「寝座り湯」があった。

　第2湯目は太良竹崎温泉。「竹崎かに」で知られる竹崎漁港の周辺に何軒かの温泉宿がある。これらの温泉宿はどこも「カニ料理」を名物にしている。そんな温泉旅館のうち「夜灯見荘」の湯に入った。大浴場の内風呂のみ。やわらかな肌ざわりの無色透明の湯。

　第3湯目はひぜん祐徳温泉の日帰り湯「宝乃湯」。日本三大稲荷のひとつ、祐徳稲荷神社の近くにある。大浴場と露天風呂。湯から上がると大広間で昼食。「煮魚定食」を食べたが、すごい混み方…。隣の席には若いお母さん。おばあちゃんと2人の男の子を連れている。あまりのすごさに「ゴールデンウィークに来るもんじゃなかね〜」と誰にいうでもなしにいっている。思わずその若い、かわいらしいお母さんに「ほんとうにそうですよね」と相づちを打ちそうになるほどの混みかただった。

　鹿島のひぜん祐徳温泉からは国道444号で佐賀・長崎の県境に向かっていく。

　雨が降り出し、あっというまにザーザー降りになる。またしても雨の温泉めぐり…。県境の平谷黒木トンネルで峠返し。

　第4湯目は平谷温泉。県境近くの一軒宿「平谷温泉旅館」の「山吹の湯」に入る。大浴場には熱めの湯と温めの湯、2つの湯船。露天風呂は水風呂。浴室からは太良岳周辺の山里の風景を見下ろせる。山々の新緑が目にしみた。

　平谷温泉から鹿島に戻った。

　第5湯目は武雄温泉「京都屋」の湯。大浴場と露天風呂。ともに石造りの湯船で無色透明の湯にどっぷりとつかる。

　第6湯目は北方温泉「七彩の湯」。大浴場と露天風呂。樽風呂と打たせ湯もある。この日は子供の日ということもあって、子供連れが多かった。

　第7湯目は津の里温泉「アイル」の湯。大浴場の湯につづいて、階上の露天風呂に入った。

　第8湯目は佐賀温泉「極楽湯」。大浴場と露天風呂。大浴場には何種もの湯船。露天風呂には打たせ湯もある。湯から上がると夕食。「赤米定食」を食べた。赤米のご飯に天ぷらそばがついている。赤米を食べながら、日本の古代食に想いを馳せた。

　第9湯目の吉野ヶ里温泉「卑弥呼の湯」の大浴場と露天風呂に入ると、国道385号で福岡へ。夜の峠越え。県境の坂本峠は有料の東背振トンネルで抜けた。

　今晩の宿、博多温泉の「清水園」に到着すると、宿の女将さんはバンディットを玄関の中に入れるようにという。「ドドドドドッ」っと、館内にエンジン音を響かせ、玄関内へとバンディットにまたがって入っていく。女将さんのバイクへの気遣いがうれしかった。

本日のデータ　料金等は当時のものです
朝湯	「諫早第一ホテル」（温泉ではない）
朝食	ご飯、味噌汁、サバの焼き魚、ひじき、生卵、海苔
9時15分	「諫早第一ホテル」を出発
	佐賀県に入る
第1362湯目	太良嶽温泉「蟹御殿」の「有明海の湯」（500円）
第1363湯目	太良竹崎温泉「夜灯見荘」（500円）
第1364湯目	ひぜん裕徳温泉「宝乃湯」（600円）
昼食	ひぜん裕徳温泉「宝の湯」煮魚定食（650円）
	平谷峠（峠返し）
第1365湯目	平谷温泉「山吹の湯」（600円）
第1366湯目	武雄温泉「京都屋」（1000円）
第1367湯目	北方温泉「七彩の湯」（600円）
第1368湯目	津の里温泉「アイル」（500円）
第1369湯目	佐賀温泉「極楽湯」（550円）
夕食	佐賀温泉「極楽湯」　赤米定食（600円）
第1370湯目	吉野ヶ里温泉「卑弥呼の湯」（600円）
	坂本峠（峠越え）
	福岡県に入る
21時50分	博多温泉「清水園」（1泊朝食6975円）
1371湯目	博多温泉「清水園」
本日の走行距離数　227キロ
本日の温泉入浴数　10湯