温泉めぐり日本一周[195日目]
投稿日:2019年5月17日
やったゼ、2000湯!
「おかさん」と一緒に安比山麓温泉「かみの湯」の朝湯に入る。そのあと、ご飯、味噌汁、塩ジャケ、目玉焼き、納豆、海苔、ワラビ、玉子豆腐、塩辛、キューリの浅漬の朝食。ぼくはいつものように3杯飯。「おかさん」もそれに合わせて3杯飯。2人合わせて「6杯飯」だ。
安比山麓温泉「かみの湯」を出発。国道282号沿いの「ローソン」まで「おかさん」と一緒に行く。そこでカンコーヒーで乾杯し、別れた。「おかさん」は南へ、カソリは北へ。
安代を拠点にしての温泉めぐりの開始。
第1湯目は新安比温泉「安代の湯」。ここはホテルに隣あった日帰り湯。大浴場と露天風呂。大浴場には赤茶けた湯の色の源泉風呂がある。
第2湯目は七時雨山温泉「七時雨山荘」の「田代の湯」。源泉は9・5度と10度を割っている。かなりの冷泉だ。内風呂の湯はすこし温めというくらいに設定している。気持ちよく入れるやわらかな感触の湯。「ちょっと温いな」と感じたら、赤いバルブをまわせば、高温の蒸気が出てくる。
第3湯目は七時雨温泉「老人憩の家」の湯。ここは単純硫黄泉で源泉は15・1度。濁り湯の源泉風呂もある。無色透明の湯は普通の水を沸かしたようだ。
第4湯目は黒石温泉「岩手町老人福祉センター」の湯。ここは大浴場の内風呂のみ。薄茶色の湯の色。地元のお年寄りたちの社交場的な温泉。大広間ではみなさんが談笑している。何ともなごやかな黒石温泉だ。
第5湯目は奥中山高原温泉「朝朱の湯」。無色透明のツルツル湯に入る。ナトリウムー炭酸水素泉で、源泉は60・9度。湯から上がるとここで昼食。「牛丼」を食べた。
安代に戻ってくると、県道6号を行く。
第6湯目は海上の湯温泉「海上の湯」。ここは内風呂のみで、無色透明の湯。泉質はナトリウムー塩化物炭酸水素泉。
国道4号に出ると北へ。
岩手県北部の中心地、二戸を過ぎ、第7湯目、金田一温泉の日帰り湯「ゆうゆうゆ〜らく」の湯に入った。大浴場の内風呂のみ。ゆったりまったり気分で入れる湯だ。金田一温泉を最後に岩手県内の温泉めぐりを終え、国道4号で青森県に入った。
青森県に入ったところで、2000湯目が大きくクローズアップされてくる。
金田一温泉が1996湯目なので、あと4湯で2000湯達成だ。どこを2000湯目にするかが大きな問題。2000湯目の温泉では何としても泊まりたかった。
17時の宿探し。『ツーリングマップル』を見ながら、「よし、ここだ!」と決めたのは五戸まきば温泉。さっそく電話すると、うまい具合に宿がとれた。
第8湯目は国道4号→国道104号で奥羽山脈に向かったところにある田子温泉。一軒宿の民家風温泉宿「田子温泉」の湯に入った。小さめな湯船。やわらかな湯の感触。
第9湯目は雀館温泉。国道4号沿いの日帰り湯「こま温泉浴場」の湯に入る。銭湯風の大浴場には各種湯船がある。
第10湯目は古町温泉の温泉旅館「古町温泉」。国道4号からわずかに入ったところにある一軒宿の温泉だ。内風呂のみ。湯口からは50度の熱湯が流れ込んでいる。
いよいよだ。
18時50分、古町温泉を出発。国道4号を北へ。
南部町から五戸町に入る。ゆるやかな峠上で国道4号を右折し、そこから2キロほどの五戸まきば温泉には19時20分に到着。すぐさま2000湯目の湯に入った。ほぼ無色透明の岩風呂の湯につかり、速報用の携帯に向かって「やったゼ、2000湯!」のガッツポーズ。湯から上がると大広間の食堂へ。20時がオーダーストップなので、宿で夕食を食べられる。まずは「おめでとう!」と、生ビールで乾杯。そのあとちょっと豪勢に「桜鍋」と「馬刺し」の馬肉料理を食べた。
昭文社の頼本さんからは「カソリさん、2000湯達成おめでとう!」と携帯に電話をもらった。桑原さんからは「祝 2000湯達成!」のFAXが送られてきた。滝野沢優子さんからも。部屋の壁に2枚の「祝 2000湯達成!」のFAXを貼り、それを眺めながら自販機のカンビールで「乾杯!」を繰り返すのだった。
朝湯 | 安比山麓温泉「かみの湯」 |
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朝食 | 安比山麓温泉「かみの湯」 ご飯、味噌汁、塩ジャケ、目玉焼き、納豆、海苔、ワラビ、玉子豆腐、塩辛、キューリの浅漬 |
9時 | 安比山麓温泉「かみの湯」を出発 |
1990湯目 | 新安比温泉「安代の湯」(500円) |
1991湯目 | 七時雨山温泉「七時雨山荘」(450円) |
1992湯目 | 七時雨温泉「老人憩の家」(450円) |
1993湯目 | 黒石温泉「岩手町老人福祉センター」(400円) |
1994湯目 | 奥中山高原温泉「朝朱の湯」(500円) |
昼食 | 奥中山高原温泉「朝朱の湯」 牛丼(600円) |
天台の湯温泉 入れず | |
1995湯目 | 海上の湯温泉「海上の湯」(400円) |
やぎ見の湯温泉(廃業湯) | |
1996湯目 | 金田一温泉「ゆうゆうゆ〜らく」(600円) |
青森県に入る | |
1997湯目 | 田子温泉「田子温泉」(390円) |
1998湯目 | 雀館温泉「こま温泉浴場」(390円) |
1999湯目 | 古町温泉「古町温泉」(390円) |
19時20分 | 五戸まきば温泉「五戸まきば温泉」(1泊朝食4500円) |
2000湯目 | 五戸まきば温泉「五戸まきば温泉」 |
夕食 | 五戸まきば温泉「五戸まきば温泉」 桜鍋(1200円)&馬刺(1200円) |
本日の走行距離数 228キロ | |
本日の温泉入浴数 11湯 |
安比山麓温泉「かみの湯」の朝湯に入る | 「かみの湯」の朝食 | 「かみの湯」を出発 |
新安比温泉「安代の湯」 | 七時雨山温泉「七時雨山荘」 | 「七時雨山荘」の湯 |
奥中山高原を行く | 奥中山高原温泉「朝朱の湯」 | 「朝朱の湯」の「牛丼」 |
海上の湯温泉「海上の湯」 | 金田一温泉「ゆうゆうゆ〜らく」 | 田子温泉「田子温泉」 |
雀館温泉「こま温泉浴場」 | 古町温泉「古町温泉」 | 五戸まきば温泉「五戸まきば温泉」 |
「五戸まきば温泉」の「桜鍋&馬刺」 |