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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[63]

投稿日:2020年8月7日

九州一周編 11(2017年4月22日)

壱岐の一宮「天手長男神社」

郷ノ浦港のフェリーターミナルを出発

郷ノ浦港のフェリーターミナルを出発

壱岐の一宮、天手長男神社への道

壱岐の一宮、天手長男神社への道

天手長男神社へ。ここから山道を登っていく

天手長男神社へ。ここから山道を登っていく

天手長男神社に到着

天手長男神社に到着

 郷ノ浦港のフェリーターミナルを出発。「壱岐一周」の開始だ。国道382号を北へ。郷の浦の町並みを走り抜けたあたりで国道を右折し、壱岐国一宮の天手長男(あめのてながお)神社へ。郷ノ浦北側の丘の上にある。20年前の「島めぐり日本一周」でもここに来たが、その時は消滅の危機を感じたほど。だがそれは杞憂に過ぎなかったようで、社殿は新しく建て替えられ、境内も整備されていた。一宮のすごさをあらためて思い知らされた。

 祭神は天忍穂耳(あめのおしほみ)尊、天手力男(あめのてじからお)命、天鈿女(あめのうずめ)命の3神。天忍穂耳尊は天照大神の子で、天手力男命と天鈿女命は「天岩戸神話」に登場する神。天岩戸の前で踊ったのが天鈿女命、天岩戸をこじあけ、天照大神の手をつかんで引き出すのが天手力男命だ。

 天手長男神社の参拝を終えると、境内に立つ壱岐の案内図を見る。平成の大合併(2004年)以前のもので、壱岐は郷ノ浦町、勝本町、芦辺町、石田町の4町に分かれているのでわかりやすい。この案内図の芦辺町に「国分」があるが、国分寺のあるこのあたりに壱岐の国府が置かれたのであろう。

天手長男神社の参道天手長男神社の鳥居壱岐の「42社巡り」の旗がたなびく

天手長男神社の参道 天手長男神社の鳥居 壱岐の「42社巡り」の旗がたなびく

天手長男神社の拝殿天手長男神社を参拝天手長男神社に立つ壱岐の案内板

天手長男神社の拝殿 天手長男神社を参拝 天手長男神社に立つ壱岐の案内板

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