カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[138]

投稿日:2021年2月19日

東北一周編 24(2017年7月22日)

桁外れの大津波

陸前高田を出発JR大船渡線の踏切。今はBRTの走るバス路線だ広田漁港に到着

陸前高田を出発 JR大船渡線の踏切。今はBRTの走るバス路線だ 広田漁港に到着

 陸前高田を出発。国道45号から県道38号に入り、広田半島の岬をめぐる。

 まずは広田漁港の明神崎、大入崎の2岬を見た。明神崎が漁港の北側で、大入崎が漁港の南側になる。

 広田漁港をとり囲む大防潮堤はほぼ完成しているが、その高さがすごい。見上げるような高さだ。

 広田漁港の前の高台には、防災公園がある。頂上までは91段の階段を登っていくのだが、その途中には明治以降の三陸大津波の波高が表示されている。

 3段目のチリ地震津波(1960年5月23日)は高さ2.98m。
 36段目の昭和三陸大津波(1933年3月3日)は高さ8.50m。
 51段目の平成三陸大津波(2011年3月11日)は高さ10.68m。
 67段目の明治三陸大津波(1896年6月15日)は高さ13.63m。

 1960年のチリ地震津波は三陸海岸のみならず、日本列島の大平洋岸全域に大津波が押し寄せ、北海道から沖縄まで百数十人もの犠牲者を出した。チリ地震はM9・5という超巨大地震で、20世紀以降では最大規模の地震だ。

 そのチリ地震津波と比較しても、明治三陸大津波、昭和三陸大津波、平成三陸大津波の「三陸三大大津波」は桁外れの大津波であったことがよくわかる。

 広田漁港をあとにすると、広田半島南端の広田崎へ。岬の駐車場にジクサー150を止め、遊歩道で岬の突端に降りていく。ここは絶景岬。目の前に浮かぶ青松島と椿島を見る。青松島はその名の通りで、青々とした常緑樹に覆われている。椿島は日本有数のウミネコの生息地だ。

広田漁港の明神崎広田漁港の大入崎広田漁港の防災公園

広田漁港の明神崎 広田漁港の大入崎 広田漁港の防災公園

広田半島南端の広田崎の遊歩道を下る広田崎の突端広田崎からの眺め

広田半島南端の広田崎の遊歩道を下る 広田崎の突端 広田崎からの眺め

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