ジクサー150分割日本一周[141]
投稿日:2021年2月22日
自然美の極致を岬に見る
陸前高田市の広田半島から大船渡市の末崎半島に入っていく。
門ノ浜漁港でジクサー150を止め、漁港入口の館ヶ崎と碁石岬を見る。右が館ヶ崎、左が碁石岬になる。
巨大な防潮堤に囲まれた門ノ浜漁港の前を通り碁石岬へ。ここには「岬の温泉」の碁石温泉がある。碁石温泉の温泉民宿には泊まろうと思っているのだが、まだ実現できないでいる。
食事処「岬」前の駐車場にジクサーを止め、松林の中の遊歩道を歩いていく。石段を登り、平坦なところに出ると、東屋がある。この東屋は「気仙大工」の伝統的な技で作られたものだ。案内板には次のように書かれている。
気仙大工の伝統技法には社寺建築の技法が数多く見られますが、この東屋の外観には以下の技法が取り入れられています。
屋根全体の反りを作る「屋根垂み」
軒の隅を反らせる「軒反り」
建物が安定して見えるように
柱を内側に傾ける「転び」
また、建築には気仙産のヒノキ、マツを使用し、梁には木製素彫りの海神様が据えられています。これは三陸町綾里の坂本文夫氏の手によるもので、碁石海岸で働く人々を守りたい」との願いを込め、この東屋に奉られたものです。
碁石岬の灯台を過ぎたところから展望台に下っていく。そこからは対岸の広田半島を一望する。碁石岬も絶景岬だ。こうして岬をめぐっていると、日本の自然美の極致を岬に見る思いがする。
碁石岬の展望台から駐車場に戻ると、食事処「岬」でソフトクリームを食べた。