ジクサー150分割日本一周[202]
投稿日:2021年5月24日
北海道一周編 20(2020年4月12日)
白老の「ウポポイ」
室蘭からは国道36号を行く。登別温泉の玄関口、登別駅前を通り、登別市から白老町に入る。白老町の国道36号沿いには虎杖浜温泉から白老臨海温泉にかけての温泉宿が点在している。
国道36号よりも1本、山側の道道86号に入ると、樽前山と風不死岳が見えてくる。
白老の町を走り抜け、ポロト湖へ。湖越しに「ウポポイ」を見る。
「ウポポイ」は「国立アイヌ民族博物館」と「国立民族共生公園」から成るアイヌ文化の復興と創造の拠点。「ウポポイ」はアイヌ語で、「大勢で歌う」を意味しているという。
オープン間近のウポポイに行き、外観だけをグルリと見てまわった。
ここには以前、「ポロト・コタン」があったが、きれいさっぱりとなくなっていた。今となっては、なつかしのポロト・コタンだ。
ポロト・コタンではアイヌの伝統的な生活様式を見ることができた。
アイヌの家(チセ)では民族衣装を着た古老の話を聞けたし、熊祭(イヨマンテ)を見ることができた。イヨマンテの歌や踊りには、胸がジーンとしてしまった。アイヌ特有の楽器、口に含んで奏でるムックリの「ピヨーン、ピヨーン」という音色はいつまでも耳に残った。次回、白老に来たときは「ウポポイ」を見学しよう。
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