カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[216]

投稿日:2021年6月10日

北海道一周編 34(2020年4月13日)

十勝川の「国道渡船」の思い出

広尾を出発

広尾を出発

豊似からさらに国道336号を行く

豊似からさらに国道336号を行く

国道336号は交通量極少の快走路

国道336号は交通量極少の快走路

 広尾を出発。国道336号で豊似(広尾町)へ。ここで国道236号と合流。合流地点のすぐ先で帯広に通じる国道236号と分かれ、さらに国道336号を行く。

 交通量極少の快走路だ。

 十勝の平原を走り、十勝河口橋で十勝の大河、十勝川を渡る。

 十勝川を渡りながら、ハスラー50での「30代編日本一周」(1989年)がなつかしく思い出された。

 当時、国道336号にはダート区間が残っていた。ダート国道で、十勝川には橋はかかっていなかった。何と渡船だったのだ。日本で唯一の「国道渡船」。8時20分、10時40分、13時20分、14時40分、15時50分と、1日5便が出ていた。

 人のみが乗れる渡船だったが、50ccバイクなら乗せてもらえるかもしれないと聞いて、渡船乗場に行った。ところが赤旗がたなびき、その日は渡船は運休。日本で唯一の国道渡船に乗りそこねてしまった。

 十勝川の「国道渡船」に乗れず、う回路の国道38号で釧路まで行ったのだ。

 国道336号は十勝川を渡ると、国道38号に合流し、浦幌から釧路に通じている。それとは別に、新道の国道336号が太平洋岸に延びている。途中で途切れるが、そのまま道道1038号に入り、今度は道道1038号で太平洋を見ながらジクサー150を走らせるのだった。

十勝川を渡って太平洋岸を行く国道336号から見る太平洋道道1038号で太平洋岸を行く

十勝川を渡って太平洋岸を行く 国道336号から見る太平洋 道道1038号で太平洋岸を行く

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