カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[257]

投稿日:2021年11月11日

北海道一周編 75(2020年4月18日)

まだ冬枯れ風景の積丹岬

積丹半島の北岸から積丹岬を見る

積丹半島の北岸から積丹岬を見る

積丹岬入口の食事処「鱗晃」

積丹岬入口の食事処「鱗晃」

 国道229号で積丹半島の北岸に出た。そこは野塚。野塚からは日本海越しに右手に積丹岬、左手には神威岬を見る。

 まずは右へ、積丹半島北端の積丹岬に向かう。

 道道913号から積丹岬への道に入る。坂を登り、行止りの駐車場でジクサー150を止める。行止り地点には食事処「鱗晃」があるが、まだやっていない。

 積丹岬に行く前に、人道トンネルを抜けて島武意海岸へ。展望台から見下ろす透き通った海の青さが目に残る。

 島武意海岸から駐車場に戻ると、今度は積丹岬に向かっていく。登るにつれて、たっぷりと雪を残した積丹岳(1255m)が見えてくる。その右手には積丹半島最高峰の余別岳(1298m)が見える。駐車場から15分ほど歩くと赤白2色の灯台。その先は断崖となってストンと海に落ちている。4月中旬の積丹岬は、まだ冬枯れの景色だった。

 9月中旬の積丹岬に行ったことがあるが、その時は花をつけた萩が山道を覆い、ナデシコやリンドウの花が咲いていた。ススキの銀色の穂波とクマザサが風に揺れ、ハマナスは真っ赤な実をつけていた。余市で買ったリンゴをかじりながら積丹岬の断崖を眺めたのだ。

積丹岬周辺の案内図島武意海岸へのトンネルトンネルを抜けると島武意海岸

積丹岬周辺の案内図 島武意海岸へのトンネル トンネルを抜けると島武意海岸

積丹岬への道から見る積丹岳積丹岬の灯台積丹岬突端の断崖

積丹岬への道から見る積丹岳 積丹岬の灯台 積丹岬突端の断崖

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