アドレス日本巡礼[029]
投稿日:2014年4月22日
弘法大師が開いた最初の寺
四国八十八ヵ所めぐり 2009年4月13日
室戸の町中にある第25番の津照寺へ。山門をくぐり、125段の急な石段を登っていく。その途中には中門の鐘楼門がある。ここは室戸の町並みと太平洋を見下ろす絶景の地だ。
弘法大師がこの地を訪れたとき、漁師の無事と豊漁を祈って延命地蔵尊を彫り刻み、堂宇を建ててまつったという。ということで津照寺の本尊は地蔵菩薩だ。
石段をのぼりきって本堂を参拝し、石段を下って大師堂を参拝し、津照寺を離れた。
つづいて第26番の金剛頂寺へ。室戸から国道55号を行き、3キロほど山中に入ったところにある。山門には大ワラジ。ここは弘法大師が開いた最初の寺といい伝えられている。境内には「一粒万倍の釜」。大師が3粒の米を入れて炊くと、釜いっぱいの飯になったという伝説の釜だ。
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