カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[36]

投稿日:2020年7月6日

中国一周編 26(2017年3月5日)

西ノ島の別府港に到着

隠岐汽船のフェリー「しらしま」は日本海を行く

隠岐汽船のフェリー「しらしま」は日本海を行く

フェリー「おき」とすれ違う

フェリー「おき」とすれ違う

前方に隠岐が見える。島前の島々だ

前方に隠岐が見える。島前の島々だ

知夫里島が近づいてくる

知夫里島が近づいてくる

右が中ノ島、左が西ノ島。波静かな隠岐の海

右が中ノ島、左が西ノ島。波静かな隠岐の海

海から見る西ノ島の焼火山

海から見る西ノ島の焼火山

西ノ島の別府港に入っていく

西ノ島の別府港に入っていく

別府の町並みが見える

別府の町並みが見える

 14時25分に境港を出港した隠岐汽船のフェリー「しらしま」は、境水道から美保湾を進み、島根半島東端の地蔵崎をぐるりと回り込んで日本海に出る。

 本土は遠ざかり、前方には隠岐が霞んで見えている。いよいよ島根県の第3番目の国、「隠岐国」の旅が始まる。

 日本には5国の島国があるが、山陰道の隠岐のほかの4国というと、北陸道の佐渡国、南海道の淡路国、西海道の壱岐国、対馬国になる。

 境港を出港してから2時間ほどたったところで、同じ隠岐汽船のフェリー「おき」とすれ違った。フェリー「おき」は境港ではなく、島根半島の日本海側の七類港と隠岐を結んでいる。前方に目をやると、隠岐の島々がはっきりと見えている。

 フェリー「しろしま」は島前の知夫里島にどんどんと近づいていく。その背後には西ノ島の焼火山が見える。特徴のある山の姿だ。

 知夫里島の沖を通過し、西ノ島と中ノ島の間の海に入っていく。小波もなく、鏡のような水面だ。

 17時05分、フェリー「しろしま」は、西ノ島の別府港に到着。10分ほどで島後の西郷港に向けて出港した。

 隠岐は島前と島後から成っているが、島後はひとつの島で、島名はない。島名のない島の中では日本最大。「島後」が定着している島名なのかもしれない。

 別府の町をひとめぐりしたところで、別府港前の「ホテル隠岐」に行く。ここが今晩の宿。隣接する食事処「磯四季」で夕食にする。

 まずは生ビールで隠岐に乾杯だ。隠岐に上陸したのがうれしくて、つづいて2杯目でも、「隠岐に乾杯!」。3杯目は「たこの唐揚げ」をつまみにして飲み干した。

「磯四季」での夕食は「いくらちらし」。この「いくらちらし」は隠岐の地酒「八千代」を冷で飲みながら食べた。無性に飲みたくなった隠岐だった。

別府港に到着別府港に上陸したジクサー150別府港の岸壁からフェリー「しらしま」を見る

別府港に到着 別府港に上陸したジクサー150 別府港の岸壁からフェリー「しらしま」を見る

別府港を出港するフェリー「しらしま」別府港前の「八千代」の醸造元別府港前の「ホテル隠岐」に泊る

別府港を出港するフェリー「しらしま」 別府港前の「八千代」の醸造元 別府港前の「ホテル隠岐」に泊る

隠岐に乾杯!生ビールのつまみは「たこの唐揚げ」夕食は「いくらちらし」

隠岐に乾杯! 生ビールのつまみは「たこの唐揚げ」 夕食は「いくらちらし」

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