カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

奥の細道紀行[65]

越後路の名場面「市振」へ 新潟県糸魚川市/2009年  高田を出発した芭蕉は谷浜、名立と日本海沿いの北国街道を行き、能生で一泊する。翌日は糸魚川から北国街道最大の難所、子不知・親不知を通り抜け、越後路最後の市振宿で泊って […]

奥の細道紀行[64]

直江津、高田と城下町を行く 新潟県上越市/2009年  芭蕉の越後路の旅はつづく。出雲崎を出発すると北国街道を南へ。柏崎を通り、鯨波海岸から青海川を渡り、聖ヶ鼻を過ぎた鉢崎で泊まっている。かつてはここに関所があったという […]

奥の細道紀行[63]

日蓮や松陰も通った出雲崎 新潟県出雲崎町/2009年  新潟を出発した芭蕉は越中との国境の市振に向かっていくが、その間では弥彦、出雲崎、鉢崎、今町(直江津)、高田、能生に泊っている。そのような越後路のうち、新潟から出雲崎 […]

奥の細道紀行[62]

カソリ旅、福島を往復 新潟県・福島県/2009年  新潟から芭蕉の足跡を追って南下する前に、国道49号で福島県に入り、福島県内をまわって新潟に戻ってくることにした。ここでも「会津編」のカソリ旅をする。  新潟駅前の「東横 […]

奥の細道紀行[61]

大きく寄り道、カソリ旅 新潟県・山形県/2009年  芭蕉は村上に1日滞在し、新潟へと向かった。日本海沿いの羽州浜街道を南下し、塩谷宿で渡し船に乗って荒川を渡り、対岸の乙村の乙宝寺を参詣した。そのあと現在の県道3号に相当 […]

奥の細道紀行[60]

鼠ヶ関を越えて新潟へ 山形県・新潟県/2009年  芭蕉は羽州浜街道の温海宿を出発すると、「奥羽三関」のひとつ、鼠ヶ関を越えて出羽から越後に入っていく。国道7号の脇には「念珠関址」の碑が建っている。  ところで鼠ヶ関には […]

奥の細道紀行[59]

北陸道を南下する 山形県/2009年 「奥の細道紀行」も今回からは「北陸編」だ。芭蕉は酒田を出発すると日本海側を南下していく。鼠ヶ関を越えて越後路に入り、さらに市振の関を越えて越中路に入っていく。しかし『おくのほそ道』に […]

奥の細道紀行[58]

酒田をもうひとまわり 山形県酒田市/2009年  酒田は「奥の細道」のきわめて重要なポイントだ。ここを過ぎると、あっというまにゴールの大垣まで行ってしまう。ということで、酒田というのは、何とも離れがたいところなのである。 […]

奥の細道紀行[57]

鳥海山は雲の中 山形県遊佐町/2009年  さ〜、象潟からはまた芭蕉の足跡を追っていく。 「奥の細道」最北の地、象潟から芭蕉は酒田に戻っていくのだが、『おくのほそ道』には、その間の記述はない。  曽良の「随行日記」でも次 […]

奥の細道紀行[56]

峠をめぐり象潟に戻る 秋田県・山形県/2009年  翌日は三ツ又温泉を出発すると、奥羽山脈の峠を越えた。  最初は南本内林道で秋田・岩手県境の名無し峠まで行き、「峠返し」で折り返した。次に国道397号の秋田・岩手県境の大 […]

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